セッティングが簡単で光がきれいなストロボディフューザーの決定版を発見!

撮影機材,バリ島

撮影用の照明は大きければ大きいほどよい。
というのは常識だが、状況によっては必ずしも大きいものがよいとは限らない。ここはバリ島を代表するリゾートホテルのひとつ、アヤナのロックバー。水平線に沈む夕陽を楽しみながらカクテルを味わえることで世界に知られるロックバーはこの時間は満席だ。周囲は客でいっぱい。場所も狭いからまさか大型ストロボは置けない。

というわけでROGUE フラッシュベンダー2 XL Proを購入した。

ROGUE Flash Benderストロボディフューザーで撮影している様子

ROGUE Flash Benderはクリップオンストロボに着けるディフューザー。カメラに着けたストロボの光を柔らかくするだけでなく、こんなふうにカメラから離して照明としても使える。

サイズはS・M・L・XLの4種類。ぼくが買ったXLは最大の410×330mm。
やっぱり照明は大きければ大きいほどいいと思っているからか、コンパクトなシリーズにあってもついいちばん大きいサイズのものをポチってしまったのだ。

ROGUE Flash Bender

クリップオンストロボにベロクロで簡単に着けられる。

安価な類似品がNEEWERとかの中華メーカーから発売されているが、中華製は概して作り込みが甘く、ストロボに装着するのにてまどって現場であせると面倒だからしっかりしたROGUEを買った。

ところで中華製品にはイマイチなものが多いけど、クリップオン型のストロボは今はやりのGODOXがピカイチ。設定や操作がしやすく、色温度も安定しているし演色性も高い。中華製にも日本製に肩を並べているかそれ以上の製品があるね。ただ、カメラのホットシューに着けてTTLオートで撮影する用途の信頼度は不明。そういう使い方をしないから。

光の質や方向を自由に設定しやすい

ROGUE Flash Benderを後ろから見るとこんな感じ。

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Flash Benderを後ろから見ると、太いワイヤー(?)みたいなのが放射状に3本並び、これが全体を支えているのが分かる。この青いワイヤーを自由に曲げることで光の質や方向を変えられるようになっている。

ぼくは白いディフューザーを被せているけれど、ディフューザーを外してバウンス板としても使える。それから筒型にしてスポット光用のスヌートにもできる。

コンパクトで軽いからポートレート撮影のときに頭の上から光を当てることもしやすい。

たたんで専用の袋に入れた状態。
かなりコンパクトになる。厚みがほとんどないしから持ち運びしやすい。中身も入れて実測341g。

ROGUE Flash Bender収納袋

Lightroomで写真を完成

撮影した写真はこんな感じ。

光質は少し硬いけど特に問題はない。女性誌や機内誌の旅記事は臨場感重視だから充分イケル。グラスに移るハイライトがきれいな四角になって立体感をつくりでしている。

こんなに簡単なセットでこれくらいきれいに写るのだから実用的な製品だ。

ROGUE Flash Benderを使用して撮影した料理写真

RAWの現像はLightroom CC

カメラ Panasonic GH3
レンズ Lumix 7-14mm/f4 (14mm=換算28mm域)
ストロボ Godox V850
ROGUE フラッシュベンダー2 XL Pro 使用

そうこうしているうちに日が沈む。
その後は見事な夕焼けになった。こんな景色をみながらグラスを持ったらきっと気持ちいいだろうね。ぼくはお酒を飲まないからワインの味は想像するだけなんだけど、撮影した料理はおいしくいただきました。

カメラから直でもきれいに光が回るのでは

まだ試していないけど、カメラの上にストロボを付けて直接発光させる使い方でも、きっと光がきれいに回ると思う。そういう使い方をほとんどしないからまだわからないけど、再来週に機会がありそうだから試してみるね。

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こちらはLサイズ。価格8350円。
ストロボをカメラに付けた状態で使うならLサイズぐらいが使いやすいかもしれないね。値段も安いし。
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