無断転載の使用料金を請求中の人は、その過程をブログで公開しよう

キュレーションサイトの運営者は法令遵守の意識がものすごくものすごーく低いです。なにしろ著作権侵害で成り立つサイトを事業として運営しているのですから。

会社そのものが違法サイトのMERY

先日発表されたDeNAの第三者委員会の報告書には、DeNAの法務がMERYの違法性を懸念していたにも関わらずMERYがそれを無視して違法なサイト運営を続けていたと報告されていました。IT会社のコンプライアンス意識はこんなものだということがよく分かる報告書です。

でもね、それは仕方のないことです。

なにしろ会社そのものが著作権侵害で成り立つサイトだから法令遵守をしようがないのです。MERYを運営するペロリ社は遅かれ早かれ消滅する運命だと思います。

この報告書はよくできているのですが、それを受けてDeNAがどうしているかというと責任ある守安社長は居座ったまま。報告書の提言は絵に描いた餅になってしまいそうですね。もともと法務部門の懸念をスルーする人たちですから当然そうなるでしょうね。

社会のために悪質なサイトを公表しよう

このご時世に今も運営されているまとめサイトはDeece・Candle・Campus・Caumoをはじめまだまだたくさんあります。学生が起業したことで評価されているサイトもあるようですが、事業内容がパクリサイト運営だというのに何で評価されているのでしょうか。

これらパクリサイトは、平気で犯罪を事業として営んでいる会社だけあって抗議してものらりくらりとかわしたり、返信しなかったりで一筋縄ではいく相手ではないようです。

そこで被害者の皆さま。
現在進行形で進められている交渉内容をぜひ相手先企業を実名でブログに公開してください。サイトの価値はすなわちブランド価値ですから、みんながブログに書いて検索結果にずらりとクレームが並べばブランド価値が下がり、広告も出稿されなくなり事業が立ちゆかなくなるでしょう。

ちなみに「NAVER パクリ」で検索すると当ブログが上位3位を独占しています。

NAVER pakuri

4位がNAVERまとめのページなのはさすがNAVER、どんな検索語でも上位を得る力がありますね。

一時は「NAVERまとめ」の一語で検索しても当ブログが2位なことがあったのですが、そちらは最近は2ページ目以降に下がってしまいました。

とはいえ、ぼくにはNAVERまとめをディスる意図はありません。

無断転載をLINE株式会社に抗議したら門前払いされてしまった経緯をブログに書いているだけです。そしてこの経験を広く世間に公開することが、社会に有益だと考えています。最近のLINE株式会社は少しだけ抗議の声を聞く姿勢をみせているから効果はあるようです。

チラミセしているだけで実行がないかもしれないですけどね。

ぼくたちは表現の自由に守られている

悪質なサイトとのやりとりをブログに書こうと思い立っても、そんなことをしたら営業妨害や名誉毀損で訴えられるのではないか、と心配するブロガーもいるかもしれません。

その心配はいりません。

事実のみを押さえた表現で書き、うそを書かず、被害者である自分の気持ちが記されているなら、記事を書くことは日本国憲法によって保障されているのです。

表現の自由

よく知られているように、日本国憲法は表現の自由を保障しています。

[憲法第二十一条]
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

なんて頼もしい一文でしょう。
この短い文によって、ぼくたち日本人は自由に自分の経験や気持ちを表現できることが保障されているのですね。すばらしい!

国民の知る権利と報道の自由

表現の自由をまっとうするためには「国民の知る権利」が欠かせません。これによってぼくたちはまとめサイトの悪業を詳しく知る権利を得ています。詳しく知れば対策をたてられますから。

そして「国民の知る権利」の裏打ちとして「報道の自由」があります。新聞やテレビが「○○株式会社の○○社長が特別背任罪で逮捕された。会社所在地は○○」と詳細に報道するのは、これら国民の知る権利と報道の自由によって保障されているからです。

ブログという個人運営の報道機関が社会に役立つ報道をしているのですから推奨されこそすれ問題はなにもありません。

まとめサイトとは臭気を放つ澱んだ沼のような存在です。そこに発生した病原菌に陽の光を当てましょう。みんなで天日干しをするのが効果的な殺菌方法です。

キュレーションサイトと交渉しているブロガーが書く記事なら、名誉毀損でも営業妨害でもあるわけがなく、それを広く国民に知っていただくのは報道の自由の範疇です。日本をよりよい国にするために、国民の権利を行使してください。

ただし相手が個人の場合は慎重に

なお、相手が会社ではなく個人の場合は、プライバシーを無闇に公表してはいけません。それは憲法に反します。

[憲法第十三条]
すべて国民は、個人として尊重される。(以下略)

ぼくのブログは原則実名表記

ぼくは昨年、岡山県の建築会社を著作権侵害で東京地裁に提訴しました。
そして裁判の様子を、被告の会社名も社長名もすべて実名でブログに書き続けました。裁判は公開情報ですからぼくが公開しなくても裁判所が公開しています。

一時はその会社名で検索するとぼくのブログが1位になっていました。それで名誉毀損や営業妨害で訴えられたかというとそんなことはありません。もともと公開情報ですからね。

被告関係者から応援のメールが届く

それどころか元社員や現社員の方々から応援のメールをいただきました。たいへん嬉しかったし、裁判の支えになりました! 自社の行いに非があることを理解している社員もいるのです。その点でも実名表記は意味があったと思っています。

ぼくは裁判に完全に勝って社長の反省文ももらったので、確定以降はブログの表記を匿名の「B社」に変更しました。

その後のキュレーションサイト関連の記事でも、LINE株式会社以外の会社名は記していませんし公開していません。LINE社以外はすべて早いうちに損害賠償に応じたため、あえて詳しく報道するまでもないと思いました。

一方、LINE株式会社は数あるまとめサイト運営会社の中でも格段に悪質で、他と同列にできません。残念なことにLINE社関係者からの励ましのお便りもいただいていません。もちろん反省の弁はひと言もありません。

IT企業の文化意識は

まとめサイト(キュレーションサイト)は、ぼくたちが精魂かたむけて作った記事を簡単にコピペすることで成りたっています。問題なのは運営しているのが会社組織であること。これらの会社は自社の利益にしか関心がないからコンプライアンスは軽視というか無視しています。

NAVERまとめを運営するLINE株式会社 上級執行役員の島村武志氏はWebメディアtechcrunchのインタビューでNAVERまとめについてこう語っています。

専門家ではない人がネットに落ちている情報をもとに「美味しいみたいですよ」と記事をまとめるケースが増えてきました。

なんということでしょう。LINE社はぼくたちの作品を道端の枯葉みたいなものだと認識しているのです。資源ゴミを有効活用している感覚でいるでしょうね。

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トホホ…

これがIT企業の意識です。

彼らには、写真やイラストや文章は人が時間をかけて作り上げているものだという感覚がありません。ふだんデジタルの数字しかみていないから「手間をかけて」という言葉の意味は決してわからないでしょう。ネットの記事は自動生成するのだと無意識に思っているのかもしれません。

交渉結果をブログで発表しよう

IT企業を相手にして「察してくださるはず」と期待するのはやめましょう。相手はあなたのことを何にも気にしていません。「シカトしてます」ぐらいにしか考えていないのです。この記事に書いてありました。

BuzzFeed News 【DeNA】盗用元に迷惑料5000円 納得いかない被害者の声

交渉途中はビミョーで書きにくいなら、交渉終了後に長文まとめ記事を書いてもいいですね。 内容がおもしろければWebメディアにネタを持ち込んでもいいかもしれません。

注意したいのは、支払い時に相手が守秘義務契約をつけてくることです。もし契約書を出されたらよく読んで不必要なことが書いてあったら「これがあると署名できません」と明確に伝えましょう。

あなたは被害者で、まとめサイトはあなたになんらかの義務を負わせる立場にないことを相手に伝えましょう。

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