バンディプル、丘の上にあるネパールで一番美しい町

ネパール

バンディプルは、ポカラから車で2時間、丘の上にあるバザールの町。

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チベット〜インドを南北に結ぶ街道と、カトマンドゥ〜ポカラを東西に結ぶ街道が交差するこの丘に、カトマンドゥ盆地のバクタプルから住民が移住して、町を作った。

バザールはどの建物も一階は食堂か雑貨店で、二階以上は宿屋という、ネパール独特の宿場町のたたずまいを今も残している。お客は少ないし、バザールの人たちはヒマらしくていつも椅子に座っている。

時折、インド人の行商が、バケツで魚を売りに来たり、食器を持ってきたりしている。そんなときに何かしらの会話をしているが、行商はお客でない。このバザールは、一日にどのくらいのお客がいるのだろう? そういえば何故か行商はインド人が多いな。

そんなバザールでもちゃんと仕入れはしていて、こんなにたくさんの荷物をおかみさんが1人で運んでいる。コーラのボトルケースを6箱も背負っていることもある。

そんな様子を見ているぼくも、結構ヒマなのかも。

バザールで遊んでいる女の子がカワイイのでレンズを向けたらゆるやかにポーズをとってくれた。

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これ以降、この子は町でぼくを見つける度に、よそ見をしながらさりげなく近寄ってきて自己アピールをした。そこでぼくは再び彼女にレンズを向けてバシャバシャとシャッターを切った。なかなか、おしゃまな子だ。

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丘陵にあるバンディプルにも菜の花が咲いていた。

町の外を歩いていたら、ローカルの人にランチに呼ばれた。
庭先で、デローを作っている。

デローとは、麦かトウモロコシを粉にして煮込んだもの。昔のネパールの解説本を読むと「デローは日本でいう麦焦がしにあたる」と書いてあるが、麦焦がしがどんなものか知らないし。ネパールでも、デローは田舎の人が食べるものとされていて、都会ではあまり見ない。しかしそれが「古きよきネパールの味」として昨今は再評価されたりもしているそうだ。

そんなわけで、今日の主食はデローなのだ。

庭先のテーブルに置かれた今日のランチ。
茶色いペースト状のものがデロー。左端の小鉢はチキンカレー。写真では分かりにくいけど、アチャール(つけもの)は凝った味がするネワール風のもの。

なかなか、おいしかった。

そんな感じで町の周辺を歩いてたら、いつの間にか午後の光になってくる。

バンディプルの周辺の道は結構起伏があるからゆっくり歩いていると、学校帰りの子供たちがぼくを追い越していく。手足の細い女の子たちも、風のようにぼくの横を走り抜けていった。

こうして今日も一日が終わる。

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Posted by ariga masahiro