TBS NEWS23に出演しました
昨日、バリ島から帰国した。東京の景色はすっかり紅葉になっていた。
一昨日まではヤシの林に落ちる夕陽を見ていたのに…. 感傷に浸りながら空が暗くなるのを見ていたら、携帯電話が鳴った。「TBSです、5時半頃に到着します」
レンズ前面から40cmの位置に座る
昨日の午後3時半から、DeNAの社長が自社のキュレーションサイト閉鎖事件について記者会見をした。NEWS23はそれをうけて、キュレーションサイトの何が問題なのかを取材中なのだった。
ガルーダ航空の夜行便で帰国したばかりだったぼくは、全国放送で疲れた顔を日本中に公開するワケにもいかないので、紅葉を見ながらヨガをしてユンケル飲んで完熟マンゴーを食べて体調を整えてから取材陣の到着を待っていた。
撮影場所はぼくの仕事場。
ぼくの部屋は飾り気がないので、個展に使った写真を並べてフォトグラファーの仕事場っぽい雰囲気を急ごしらえした。いい感じなのでこのままここに貼っておくことにする。
取材陣は、インタビュアー・カメラマン・音声さんの３人。
大きな三脚が机の横に置かれ、パナソニックの本体にフジノンのズームレンズがついたテレビカメラがセットされた。レンズ前面はぼくから40cmの距離。ずいぶんヨリで撮るのだね。狭い部屋だからヒキがないからなあ。カメラマンによれば普段ついているのはキヤノンのズームレンズだが、広角レンズはフジノンが優れているのだそうだ。
テーマは「サイト記事の公開中止相次ぐ…ニセ情報をどう見極める？」という番組冒頭の特集。雑誌でいえば巻頭特集だ。10分ぐらいの構成でそのうち１分ぐらい登場していた。
責任者が登壇しない記者会見
DeNAの守安社長の記者会見は3時間に及ぶ長いものだったにもかかわらず、キュレーション事業部の責任者村田マリが雲隠れしてこの場に姿を表さないから「詳細はわからない」と繰りかえすばかり。「著作権侵害の認識はあったか」という質問に対しても、はぐらかすだけの答えで内容の薄い会見だった。守安社長が「何でぼくちんがこんなことであやまるのかなあ」という表情をしていたのが印象的だった。
NEWS23さんは、ネット上にあふれる著作権侵害について今後も取材を続ける意向だそうだ。次回はぜひ数あるパクリメディアのなかでももっともたちが悪いLINE社のNAVERの悪行を暴いてほしい。