B級グルメ? 極上コーヒーと海鮮ヤキソバはアチェでしか味わえない

東南アジア

アチェ名物、それは海鮮麵とコーヒー

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ランチは、町で知らない人のない麺館 ミー ラザリ Mie Razali に入った。普通の食堂で、どこからどうみてもなんでもない店だが、ここはトリップアドバイザーでバンダ アチェのレストラン1位に輝く有名麺店なのだ。

昼食時の12時過ぎは激混みで入れないそうだ。落ち着かないのもいやなので少し遅くして、2時をだいぶ過ぎてから店に入った。

バンダアチェで一番おいしい麵食堂 Mie Razaliで麵を茹でるコックさん

店の名物はミー ケピティン(Mie Kepiting カニが載った麵)。

ジョコウィ大統領もこの店のカニ麵を食べに空港からパトカーに先導されて直行してくるというほどの、圧倒的な人気を誇る。具はカニだけでなく、チュミチュミ(イカ)も入っていて、ここでも港町らしく海の幸がおいしい。大統領をはじめ何度も通うツーリストがいるのも頷ける。

Mie Razaliの名物Mie Kepitingカニ焼きそば

値段はだいたい400円ぐらい。メニューをあらためて見てもミー ケピティンの値段は載ってなかった。というのは、季節によってカニの値段が異なるから「時価」なんだって。

祈りの向かう先にあるものは

麺店の2階にはVIPルームがある。普段は閉まっていて、宴会があるときに開ける。宴会といってもイスラム色の強い地域だからお酒はなくて、キュウリのジュースが美味しい。

大統領一行もここでランチを召しあがるのだとか。で、VIPルームの前にはお祈りスペースがある。これです。

食堂の2階にあるムスリムの祈りの部屋

イスラム教徒は(やりたい人は)お祈りの時間にはメッカの方向に礼拝する。

ところでちょっと違和感があるのは、お祈りのときに向かう壁のすぐ向こうが、トイレであること。

インドネシアの食堂のトイレ

トイレに向かって祈るのか…。

なんでこういうレイアウトになってるのか訊いたら、スペースの都合上仕方がないとのことでした。もっともなことですけど、奥の院がトイレで誰かしゃがんでいるとあっては落ち着かない。

穢れの概念がイスラム教徒と日本人とではずいぶん違う。日本人だったらいくらスペースが限られていても鳥居の向こうにトイレは作らないだろう。

ああ、そういえばトイレにはそれはきれいな女神さまがいると植村花菜が紅白歌合戦で歌っていたっけ。それならトイレを向いてもいいかな。まあ、ぼくがここでアッラーを祈るわけではないからいいけどさ。

ハイランドのコーヒー

食後は必ずコーヒーを飲む…のは先々週まで滞在していたスペインではそうだったけどインドネシアは必ずしもそうでもない。けれども、アチェはおいしいコーヒーの産地として有名だから、やはりアチェに来たらコーヒーショップにいきたいものだ。

というわけでやってきました。店の名は ガンポン ガヨ コーヒーGampong Gayo kopi。

スマトラのバンダ アチェにあるコーヒー店Rumoh Aceh

こんなに雰囲気のいいカフェがあるとは思いもしませんでしたよ。なかなかやヤルな、スマトラ。もともとは古民家だったのをカフェというかコーヒー店に改装したのだそうだ。

店の名は、トラジャと並ぶおいしいコーヒーの産地、ガヨ高原からとったもの。バンダアチェから車で10時間と少々の距離。ガヨのコーヒーはフルーティーな味が特徴なんだそうで、楽しみですな。

コーヒーをもってくるウェイトレス

アチェには6千を超えるコーヒーショップがあり、味を重視する店はイタリア製のコーヒーマシーンを使っている。安いからと中国製のコーヒーマシーンを使うと店の評判が下がるのだそうで、さすがはコーヒーの本場、お客も味に厳しい。

かわいらしいウェイトレスがもってきてくれた、キレのあるコーヒーの味はなかなかです。インシャアッラー。

スマトラのおいしいガヨ コーヒーのパック

おみやげにコーヒーを2袋買った。アチェでは、トウモロコシがまざった偽物コーヒーをつかまされることがないから安心して買える。

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