もう現金は使わない。2020年はキャッシュレス社会がやってくる

その他

最近、買い物の支払いをキャッシュレスですることが話題になっているね。ぼくは、数年前から日常の買い物もキャッシュレスでしている。といっても新興のなんとかペイではなく、VISAやJTBのクレジットカードをスーパーやコンビニで使っているのだ。コンビニで100円のアイスを買うのもクレカ払い。ほとんど現金を使わない。

スーパーのレジ

カード払いのメリット

スーパーでのカード払いにもメリットがある。

  1. お金を数える時間がいらないから支払い完了が迅速
  2. コインが無いから財布が軽い。バッグも軽くてフットワークよし。
  3. 若干だがポイントが貯まる

なんといっても、クレカ払いの便利さはにつきる。これまでスーパーで半端な合計金額の支払いをするのに1円玉を数えてレジ係に渡していた。しかし今はカード1枚を渡すだけ。レジによっては自分で読み取り機に入れるのだが、それも簡単。

スーパーのレジでクレジットカードで支払うヨーロッパのスーパーは自分で差し込む式が多い

以前、現金支払いしていた頃は、レジで小銭を数えなくて済むことがこんなに楽だとは思わなかった。クレジットカードの支払いは本当に手間がかからない。お金なんていちいち数えていられない。

の若干だがポイントが貯まるのもささやかな幸せだ。スーパーで食品を買ってもポイントが貯まり、しばらくするとステーキ用の肉ぐらいは買える。

では、カード払いのデメリットは?

カード払いのデメリットは、利用者には無い。

「支払いが翌々月になると、いくら使ったか分からなくなって無駄遣いが増えそうだ」という声を聞くし、実はぼくもそんな心配をしていたのだが、子供じゃあるまいしそんなことはなかった。

店に負担はあるのだろうか?

店舗側にデメリットはあるのだろうか。利用手数料はカード会社によるが3%程度。薄利の店には負担が大きそうだ。

しかし、店側にもメリットがある。現金の管理をしなくて済むことだ。お札の数え間違いはおきないし、盗難の心配も無ければ従業員が売上金をくすねることもない。3%の手数料なら、現金管理の時間と手間とで相殺できる店も多いだろう。

ただしクレジットカード会社は入金が翌々月だから自転車操業の店は厳しいかもしれない。しかしPayPayなら決済銀行をジャパンネット銀行にすれば翌日入金、手数料無料だから、現金と遜色ない。PayPayが急速に普及しているのも店舗側が魅力を感じていることもあるだろう。

諸外国のキャッシュレス状況は

アメリカではクレジットカードが普及していて、20世紀の頃には既にキャッシュレス社会だと言われていたが、実際にはいまも決済の3割強は現金でされているそうだ。あのアマゾンも、なんと今年からAmazon PayCodeという現金支払いを導入している。キャッシュレスと現金払いがシチュエーションによって併用されている。

ヨーロッパも、キャッシュレスと現金払いが混在している。

キャッシュレス社会の真打ち、中国はどうだろうか?
上海や北京のような大都会を短期訪問する日本人の旅行記を読むと、中国ではほぼ100%のキャッシュレス社会になったと言われているが、実際はそうなのだろうか? 

ここ数年、ぼくは中国はご無沙汰していて知らないんだけど、中国各地をくまなく旅している人に訊いたら、都会はともかく地方では現金決済がまだまだ多いとのことだ。中国は大きいから、短期ツーツリストが断片を見ても全体像は分からないみたいだね。

北京の天安門広場の中国人民

と、この記事を書いていたら、NHKのニュースウオッチ9で「中国のキャッシュレス決済は6割です」と言ってた。残りの4割が現金なら、アメリカよりも現金決済の割合が高いではないか。まあ、そんなものだろう。

日本もゆるやかにキャッシュレス社会へ

キャッシュレスのかけ声と共に、最近はセルフレジを導入するスーパーが増えてきた。しかしその取り組みが中途半端だと思う。

これまでと同じくレジ係が買い物籠からひとつひとつ商品を出してバーコードを読み取り、合計金額が出たら、客はその先に設置してある現金支払機へ歩いて行って、お金を入れて精算する。そんな店がある。

スーパーのセルフ支払い機

あれは二度手間だよね? しかも現金支払機はユーザーインターフェイスがダメダメ。お札の投入口は右上、硬貨の投入口が左下、というようにひとつの作業(支払い)を離れた位置でするようになっていてまごつく。ユーザーの使い勝手をなにも考えないで設計してることがよく分かる醜悪なデザインだ。

この二度手間は、キャッシュレス払いが普及したらなくなるだろう。

セブン、早くも淘汰される

現在はキャッシュレス導入の時期なので、いろんな支払い方法が乱立している。

そんななか、早くも淘汰されたキャッシュレスサービスがあった。セブンイレブンが本年7月1日に鳴り物入りで開始したセブンペイだ。導入初日から不正アクセスによる不正請求が多発し、なんと7月4日には利用停止、9月には事業終了というお粗末な展開に呆れられた。実働たったの3日。経営陣が、必要なセキュリティを導入せずに、安易にシステムを構築した結果だと言われている。

タイアップ広告をあちこちに載せているのに一向に普及しないのがLINE Pay。魅力がないから仕方がないが、先月、Yahoo!とLINEが経営統合が発表され、PayPayとLINE Payも統合されそうだ。そうなったら今後のキャッシュレスの台風の目になるかもしれない。ただし、親会社が韓国企業であるLINEがこれまで以上に個人情報を集めたら、日本の安全保障上の問題にもなりうるから、日本政府が経営統合を差し止める可能性もある。

いまは乱立しているなんとかPayが合従連衡して、最終的に2〜3種類に収斂されるたら使い勝手がよくなって一気にキャッシュレス化が進むことだろう。中国でキャッシュレスが急速に普及した理由のひとつは、支払い方法がアリペイと微信の2種類しかなくて、店側も利用者も導入しやすかったからだ。

ただし裏の理由は、政府による人民の個人情報管理がたいへん進んでいるからでもある。

イケアのレジ今日はイケアで買い物をしたら、有人レジはカード払いの人が多かった。

いづれにせよ、今後はキャッシュレス決済が進んでいくだろう。

クレジットカード、なんとかペイ、鉄道系スイカ、現在は3種類ある支払方式のうち、勝者はどれになるだろう? 支払いが早いのは鉄道系だが、ぼくはポイントもつくから今後もクレカ払いをするつもり。

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