ヨドバシカメラのポイント10%還元は、10%割引の意味ではないと知ってた?

撮影機材

大手量販店の多くが採用しているポイント制。10%のポイントなら実質1割引の値段で買えるような錯覚にとらわれる。 しかし値段表に書いてある10%のポイント還元率は、本当に10%の割引率になっているんだろうか。

ヨドバシの通販サイトを見ると、例えばウエスタンデジタルの製品の価格は下記のように記されている。

特価:¥47,500 ポイント:4,750ポイント還元(¥4,750相当)(特価の10%還元)

ここでは、4750ポイントが4750円(相当)と表記されている。

では、本当にそのとおり、1ポイント=1円なのだろうか。

その疑問を検証してみよう。

まず、貯めたポイントはその店でしか使うことが出来ない。
ポイントは、他の店で買いたい物があってもそれに使うことは出来ないのだから、現金とは違う。それなのにポイントを貯めると得をしたような気がする。それは客に「現金をこの店に貯金しているようなもの」と錯覚させられるからだ。セールの割引販売よりもキャッシュバックの方に魅力を感じるといわれる消費者心理を巧みに取り入れた仕組みが作られているようだ。

ポイントの実質割引率は何%なのか

そしてもうひとつ。

ためたポイントを使って手に入れた品物にはポイントが付かないこと。

ポイント制を採用する店では、商品価格を事実上、最安値の他店の価格に10%程度を載せて設定してある。ということは、よく考えてみるとポイントで手に入れた品物は「10%程度高い価格で買っている」ということになりはしないか。

これらのことから実質割引率を引き出すと、 10%のポイント還元率は9.1%の割引率にしかならないことが分かる。 差額の0.9%は、お客が気がつかないところで店側の利益になっているのだ。

すると、くだんのウェスタンデジタルのHDDの割引率は、円に換算すれば4750円ではなく4275円相当ということになる。 ポイント制の妙技は、ポイント還元率が高くなればなるほど発揮される。 処分製品などに高いポイント率がつけられていることがあるが、ポイント20%は実質割引16.7%、ポイント30%は実質割引率23.1%にしかならない。得した気分の時ほど、両者の乖離は益々はなはだしいのが実情だ。

というわけで、ポイント還元率は現金割引率とはまったく別のものだと理解したところで、HDD探しの旅はまだまだ続く。

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