大腸ガンで入院中だよ【その1】オリンパス製内視鏡でガンを発見

大腸がんの手術

本日、大腸癌の開腹手術をするため、入院しています。

ぼくはこれまで大病をしたことがなく、かかった病気は風邪とインフルエンザくらいなもの。両親はともに齢80を過ぎて健康で、ぼくも自分が癌になるとは思っていませんでした。が、考えが甘かった。

点滴

2020年夏、腹痛を感じる

2020年7月23日ごろのこと、部屋でMacの作業をしているとき、お腹をギュッと絞られるような痛みを感じました。痛みは数時間続いてから回復しましたが、数日後にまた同じ痛みを感じます。ときに数日続くことがあるので、近所の内科の医院に行きました。簡単な診療を受けて、原因が分からないので様子を見ましょう、ということになり、薬を処方してもらって帰宅しました。

その後も腹痛は断続的におき、8月下旬に同じ医院へ行ったところ、胃カメラをしてみましょうということになり、やや大きな病院の紹介状を書いてもらいました。

ちょうどコロナのパンデミックの最中で、病院は訪れる人が少なく、待合室は寂しい感じ。対応してくれた院長は、ぼくがフォトグラファー(自営業)だと知ると「景気はどうですか、病院は患者がこなくて厳しいです」とうつむいて話を始めました。当時、お年寄りはコロナの感染を恐れて病院に行かなくなり、小さな医院は廃業の危機にあると言われていました。


「今年の3月から写真の仕事をしてません。失業してるようなものです」「そうですか、お互い厳しいですねえ」などと世間話をしてから、胃カメラ検査を始めました。

ここの胃カメラはオリンパスの最新型で、鼻から挿入するので喉に違和感が少なく、楽ちんでしたね。オリンパスのカメラも進歩してますが、胃カメラもすごく進歩してることが体感できました。


で、検査結果は、胃肌はきれいでピロリ菌もなく、年齢相応に健康ということでした。

それとは別に、超音波検査で腎臓に2mm程度のポリープがみつかったので、今後も継続的に様子を見にきてくださいとのこと。腹痛の原因は結局分からないので、とりあえず薬を処方してもらって帰宅しました。

原因不明の腹痛の要因が分かってきた

その後、腹痛は数ヶ月止んでから、突然はじまったり、また止んだり、何日か続いたりと、なにも規則性がありません。しかし2年もこうしていると、なんとなく分かることがあります。それは、腹痛が起きるときは、突然体を冷やした時が多いということです。


例えば、夏場にクーラーをかけたとき。初めて腹痛を感じたのは2020年7月23日で、その日からエアコンをかけ始めたことに思い当たりました。あるいは、冬に暖房をつけないで過ごしている時。いずれも足元が冷えたときです。

鬼岳から見た福江市と福江港の風景

2022年夏は仕事で五島列島へ行ったのですが、レンタカーで運転中にエアコンをかけると腹痛が始まって運転できなくなるのが困りもの。同乗のライターさんが暑がりでエアコンをつけないと不機嫌になるので、腹痛を我慢しながら運転していました。


このときは、ホテルでもレンタカーでもクーラーをかけるとテキメンに痛くなるので、「冷えと腹痛には明確な関連がある」と素人的に結論づけました。

五島列島から東京に戻ると、腎臓のポリープの進展具合を診るため、先の病院でふたたび超音波検査と、ついでに胃カメラをしてやはり異常はありません。そのとき医者に「冷えと腹痛には関連があります」と伝えてもスルーされてしまいました。医者からみるとそうでもないのでしょうか。まあ原因と決めるには判断材料が少ないのかもしれません。


このときは「胃の調子を整えましょう」ということでツムラ六君子湯という漢方薬を処方してもらいました。

その後は、夏はできるだけエアコンを避け、冬は冷えないように心がけ、おかげで腹痛がおきることはほとんどなくなりました。

2023年夏、大腸内障検査をする

今年の3月にスペインに行ったことはブログに書きましたが、スペイン滞在中も腹痛はまったくおきませんでした。昨年秋以降はほとんど痛みもないので、いつの間にか治ったのかと思っていました。

ヘレス デ ラ フロンテーラのタバンコ エル パサへ

しかし、スペインから帰国して時差ぼけで苦しむ日々に、突然、激しい腹痛が始まりました。5ヶ月ぶりぐらいでしょうか。激痛は数日間続いてますますの苦しみを味わいます。これではかなわないので病院へ行ったところ「では大腸の内視鏡検査をしましょう」ということになりました。

大腸がんを発見

ブログには書きませんでしたが、この夏はバリ島とポルトガルへも行っていて慌ただしくしていて大腸内視鏡検査をしたのは7月になりました。大腸内視鏡検査は、胃カメラの肛門版みたいなものかな。

7月18日、前日に大量の下剤を飲んで腸をすっかりきれいにして、検査に挑みました。余談ですが、腸内が完全に浄化されるので下剤は案外気持ちよかったです。下剤マニアがいるというのも頷けます。
検査中、ぼくは台の上で横になっているだけで、医師が作業するモニターを見ながら、いま腸内のどこを検査しているかを逐一説明してくださいます。

ぼくは、これまで胃は健康だったので、腸も健康で問題なしと過信していたのですが、検査してびっくり、ぜんぜんそんなことはありませんでした。

まず直腸(肛門から入ってすぐ)に2cm・1cm・8mmの比較的大きなポリープが見つかりました。検査の結果、3つとも直腸癌のステージ1ということで、ほっておいたら命が危ないのですが、技術の進歩のおかげでその場で切除。


内視鏡もオリンパス製で、カメラと同じく高い技術力が光ります。「これらの癌は、切除して完治しました」と先生のお言葉に、医療機器とオペの技術の進歩に戸惑いを感じるほどあっさり進みます。

その先にも数ミリの良性ポリープがいくつかあり、それらもすべて切除。

しかし、大腸の先、盲腸の入口に直径4cmものポリープが見つかりました。「これは大きいな、ここでは切除できない」ということで、検査のために一片を採取して、この日は終了。

2週間後に検査結果の説明を受けたところ、4cmのポリープはグループ3〜4(グループはステージとは別)で、検査では癌ではないとされたが、この大きさで癌でないということは考えにくいので、癌であろう、ということでした。仮にいま癌でなかったとしても、いずれ癌に発展するだろうからほっておくこともできないし、1ヶ月後に開腹手術をすることになりました。

というわけで8月28日に入院し、本日午後から手術が始まります。続きは手術後に。

点滴2

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