X-E1 か NEX-6 か、それが問題だ

撮影機材

ミラーレスの広角ズームレンズは画質が優秀と評価が高いことから、大変興味を持っているところ。検討しているレンズは次の通り。

  ● フジフィルムのXF 10-24mm F4 OIS (135換算15-36mm)
  ● ソニーのE 10-18mm F4 OSS (135換算15-27mm)
  ● パナソニック G VARIO 7-14mm F4 (135換算14-28mm)

いずれを買うにしても、ボディも購入しなければならない。
検討しているのは Fujifilm X-E1、Sony NEX-6、Panasonic GH3。

これらをヨドバシカメラに行って、じっくりと比較した結果、Panasonic GH3は候補から外れた。一眼レフの形をしているのに、一眼レフでないという違和感が払拭できなかったためだ。

それはEVF(電子ビューファインダー)の完成度が期待したほどではなかったことによる。もしEVFの完成度が高ければ気にならなかったかもしれないが、現在の技術ではガラスペンタプリズムの方がはるかに見やすい。それに、大きさや重さもだんだんニコンの一眼レフに近くなってきた。これならニコンの一眼レフを使えばいいか、ということになってしまった。

そこで、Fujifilm X-E1、Sony NEX-6  のどちらを選ぶかだ。
なぜかカメラの形がこのようなビューファインダー式なら、EVFであっても気にならない。というかこちらのEVFの性能は、まあまあどころかかなり高いようだ。両機種は同一製造会社・同一銘柄のEVFを搭載しているらしい。実際の見え方はNEX-6の方がすっきりと見えるものの、画質モードによっても変わってくるし晴天下ではどちらも及第点だと思う。

Fujifilm X-E1

パッと見の印象をいうと、XE-1はカメラとしての操作性がよかった。
シャッターダイヤルと露出補正ダイヤルの位置はこれで完璧。

問題点は、マニュアル露出時に、液晶モニタ・EVFともにライブビューの見え方が露出を反映しない。例えば、屋内でF16、1/2000、ISO100に設定しても、適正露出のライブビュー画像が写し出されるのはどうしてなのだろう。ヒストグラムも適正な山を形作っている。もちろんシャッターを切って写る写真は真っ暗。これではヒストグラムの意味がない。すごく使いにくい!ではないか。

もっともこのカメラは、肝心のXF 10-24mm F4 OIS がまだ発売されていないし、来年のいつリリースされるかも不明、Capture one proがいつX-E1のRAWに対応するかも分からない、といった現状だから、買おうにも買うことが出来ない。

もし今、XF 10-24mm F4 OISがあったら買っちゃうかもしれないけど。

Sony NEX-6

Sony NEX-6は、想像したよりもよいカメラだった。
動作はキビキビしているし、2ダイヤル式で、絞り環とシャッター環が別々にあるからマニュアル露出操作がやりやすそうだ。

難点は、ボディがコンパクトすぎて、ボディのグリップを掴む右手とレンズを握る左手がぶつかりあうこと。何というか、ちまちまして余裕がないカメラだ。カメラには操作しやすい最低限の大きさというものがあるのだが、NEXはそれを下回るコンパクトさだと思う。

2つあるダイヤルのひとつ(コントロールホイール)は背面に配置されている。キヤノンの一眼レフの電子ダイヤルがこれと同じように背面に設けられているが、あれは一眼レフの大きなボディだから親指が自然にかかる位置にダイヤルが設置できてよいのだ。その点、NEXの小さなボディでは、背面ダイヤルを回すためにグリップから右手を浮かせなければならず、手に無駄な動きが多くなってやりにくい。

それから、NEXシリーズの明らかな問題点は、新機種ごとに操作性が大きく変わること。操作性をシリーズで統一した方が便利、という発想がないのか、それとも購入者を人柱に試行錯誤中なのか、分からない。現状はリリースされたレンズも少ない。システム性がぜんぜんない製品を、今後どう発展させるつもりなのか見えてこない。

NEXは「写真」ではなく「静止画」というメーカーが作るカメラらしい製品だ。一体ソニーはヤルキがあるのかなあ?と懸念するところだが、とりあえずボディ性能はまあまあだし、レンズは既に発売されているからこっちはいつでも買うことができる。

>つづき 2013.1.9. ソニーNEX-6を買ってしまった