Lightroomのショートカットキーは操作がしにくい。設計に問題あり。

画像ソフトとMac

ふだんはRAW現像にCapture One Proを使うことが多いのだが、Adobe Lightroom CCを持っているのに使わないのはもったいないので、ここ最近はLightroomもよく起動している。段階フィルターなど便利な機能もあるしね。

わかりにくい露出補正のショートカットキー

Lightroomはショートカットキーのカスタマイズが出来ないからデフォルトのままキーボード操作をする。露出補正のショートカットキーがどこにあるかというと、に割り当てられている。を叩くとカコミ内のように表示される。

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を1回押すと露出が0.1段下がる。「縮小」という語句がわかりにくいが分からないこともない。

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なぜかキーの右隣のを1回押しても露出が0.1段下がる。

+ーのキーに同じ機能が割り当てられているのだ。

では露出を明るくしたいときはどのキーかというとを1回押す。

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を1回押すごとに0.1段明るくなる。「拡大」という語句が意味不明。

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キーとキーは、それぞれ赤丸と緑丸の位置にある。
なんでこんなに離れているのだろうか? 露出補正の+ーは並んでいるべきではないか。Adobeは適当にキーを割り振ってんじゃないの、という疑念が拭えない。

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1キーに1機能の法則を守ってほしい

ちなみに、キーを押すごとに露出補正→コントラスト→ハイライト→シャドウ→白レベル→黒レベル→明瞭度→彩度→自然な彩度→色温度→色被り補正に切り替わる。

切り替わるごとにいちいちこんなふうに表示される。

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これがとってもやりにくい!
/キーが何を意味するのか不明。誰かご存知ですか?

この仕組みでは、露出補正後に色温度を変えたいときはを8回も打たなければならない。うっかり9回打って通り越したらを更に10回押し続けてぐるっと一周しなければならない。これではショートカットキーといえない。ラウンドキーだな。

Lightroomだけ使っていたらこんなものだと割り切れるかもしれないが、Capture One Proの使いやすさに馴染んでいると、アドビ製品の垢抜けなさに馴染めない。だいたい言葉遣いもヘンだよ。露出を「縮小」「拡大」なんて言わないし、段階フィルターはグラデーションフィルターのことだと思うけど、ヘンな日本語だ。Adobe日本支社の人は写真を撮ったことがないんじゃないの。フツーはこんな言葉遣いしない。

などいいつつも、もう少し使い込んでみるか。

Capture one の方が使い勝手は洗練されている

使い勝手についてはやっぱりC1の方がこなれている。C1はショートカットキーが充実していて、自分でカスタマイズできる。カメラもそうだが、自分なりのカスタム設定ができれば機材はそれだけ自分に馴染む。

ぼくは、C1では最もよく使う露出補正をキーに割り当てている。

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露出補正をマイナス側に振るときはキー、
プラスに振るときはキーをたたく。

感覚的にイメージしやすく操作もしやすい。Caputre oneはMac OSXを開発プラットフォームにしているから、Macとの親和性が高いし、直感的な操作ができる。

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