PM2.5の脅威

中国

ここ数日、ブログにアップしている写真を見て、上海近辺は曇天が続いていると思う人もいるたとだろう。

高速を走っていても空模様はなんとなくスカッとしない。
日本でも今週、東京から東北まで梅雨入りしたように、中国でも今頃は雨や曇りの日が多いのだ。

同じ温帯気候だから天気も似ているのかも。と思っていたが、そればかりではないらしい。

銭塘江を渡る鉄橋の上から、対岸の杭州のビル群を見て、今日はずいぶん霞んでいるなあ、と言うともなしに言ったら、案内人の遼さんがあれはPM2.5です、と申し訳なさそうな声で説明してくれた。ひえー、公害であんなに霞んでいるとは。すごい。報道の映像で見るのと自分の目で見るのとでは大違いだ。フォトグラファーが言うのも何だが、百聞は一見にしかずである。

中国の天気予報では、数年前から「PMいくつ」と具体的数値を発表するのをやめて「濃霧」「霧」などと表現しているそうだ。昨今では「霾」という耳慣れない言葉を使っているとか。「霾」は、ぼくはそんな字を知らないが、日本の辞書をひもとくと春の季語で空が黄砂で覆われる様子を表すと書いてあった。中国人でも「霾」という字を知っている人はいないという。

PM2.5を取りつくろうのに季語を使うとは、中国政府もなかなか雅だなあ…..。
と感心するわけでもなく、なんだかなあ、と思いながら旅は続く。

ところで、中国では厳しいネット情報統制があって、こちらにいる間は当エキサイトブログのコメントの読み書きが出来ません。

コメントを下さった方々には帰国する2週間後に返事をいたします。ご不便をお掛けして済みません。よろしくお願いいたします。

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