都合の悪いことはみな日本のせい。中国軍の悪業も日本軍のしわざにするのだ

中国

湖南省の省都、長沙には見るべき歴史的建築物がなにもない。

案内人によれば「日中戦争中に日本軍が街を焼き尽くしたため、古い建物がひとつも残っていません」ということだった。

それは申し訳ない、と思いながら山川出版のガイドブックを開いたら「長沙は日中戦争中の1938年に国民党軍が火を放ち街全域が灰燼と化した」と書いてあった。山川出版は教科書を出している出版社で、ガイドブックの執筆陣は中国を専門とする大学の先生ばかり。物件の選択と歴史的事実の解説は信頼できる。

事前の警告もなく中国軍に放火された長沙の大火災は3日3晩続き、家屋はすべて燃えてしまい、死者は3万人に上ったという。

どうやら現地では、この焦土作戦は日本軍がやったことになっているらしい。

南京大虐殺(日本軍による攻撃時に人口20万人しかいなかった南京で、民間人30万人が虐殺されたとする話)や、韓国の慰安婦問題(朝鮮人の親が朝鮮人の赤線業者に娘を売りとばし、連れて行かれた先が朝鮮人が経営する売春宿で客が日本兵だったという話)の問題と同じように、現地人がやったことがいつの間にか日本のせいにされている。

都合の悪いことはみな日本のせいになっているが、そうしなければ自らの正当性が確保されないのが中国共産党だから、この問題は将来も変わらないだろう。

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