同時アクセス2000を超えてもビクともしないブログ環境を構築する【WordPress】

ブログ運営をWordPressでするか、レンタルブログでするか、あまたある無料ブログでするかは、ブログを始めるときの大きな悩みのひとつ。

いづれにしても長所と短所があり、ブログ運営者のスタンスによってどれが最適かが違ってくる。ぼくは無料のエキサイトブログで書き始めて、そのうち物足りなくなり有料コースに写り、それからWordPressに移転した。本格的に運用するならWordPressがいいよ、という意見が多かったから。

ぼく自身はそのコースで正解だったと思っている。

WordPressはアクセス集中しても落ちない

昨年12月、当ブログは、LINE株式会社の傍若無人なサイト運営を指摘した記事がバズって2000を超える同時アクセスが何時間も続いた。その日1日でユニークユーザーは20万人を超えた。

001

しかしXサーバーさんは月額1000円の最安プランにもかかわらずビクともせず、転送速度が遅くなることもなく、ダウンすることもなかった。すごい!

当ブログの通常のユニークユーザーは1200人/日前後だから大幅な突発的増大だったが、まったく問題なかった。

WordPressは突発的な集中アクセスに弱く同時アクセスが一定数(だいたい1000アクセス)を超えるとサーバーがダウンするという記事を見かけるが、そんなことはない。

転送が遅くなる原因はプラグイン

こんなにタフなWordPressなのに「アクセスが集中したら即サーバーが落ちる」というアンチな意見がみられるのはどうしてだろうか。

実は当ブログも、2016年夏に記事がバズったときは同時アクセスが200を超えたあたりから転送が遅くなり、500を超えてしばらくしたら503エラーしか表示されなくなったことがある。まったく大失敗。せっかくアクセスして下さった多くの方に記事が表示されないという事態になってしまった。

プラグインは極力少なくすべし

WordPressには便利なプラグインがたくさんあり、ついインストールしてしまう。WordPressはプラグインが原因で動作が不安定になることがあるからできるだけプラグインは少なくして運営すべしというセオリーがあるにもかかわらず。

WordPress運営の基本を軽視するのは「自分だけは大丈夫」というありがちな過信もあると思う。

問題の原因となったプラグインは、サイドバーに「今週の人気記事」を表示するWordPress Popular Posts、「今日の訪問者数」をカウントするCount per Dayのふたつ。負荷が激増してXサーバーさんから「この2つを外して下さい」と名指しで連絡が来た。「外すまでアクセス制限します」と怖ろしいコメントまでついてきて絶体絶命。

結局、プラグインを外してもアクセス制限は一週間も続けられてしまった。

問題プラグインを外したら快調に

この2つは、どちらもお勧めする人が多い有名プラグインだからと安心していた。しかし平時には問題なくとも同時アクセスが激増したとたんにサーバーに著しく負担をかける設計だったことを、みんな知らなかったのだね。

プラグインを外してアク制が解除されて以降は、当ブログはアクセスにまったく問題がない。同時アクセス2000超もびくともしない。

この事件で、世のブロガーの多くがバズった経験がなく、ちまたのブログ運営指南記事がそれほどあてにならないことが判明した。

キャッシュ系プラグインは有効か?

サーバーの負担軽減にキャッシュ系プラグインを使うとよいといわれている。

Xサーバーさんからも使用を勧められた。しかしキャッシュ系プラグインは初心者には扱いにくいらしく、操作を誤ってブログが表示されなくなった報告がネット上で散見される。

当ブログのテーマSimplicity2の作成者わいひらさんは、自身のブログで次のように語っている。

個人的には、ちゃんとしたサーバを使っている限り、最低限10万PV/月以上(30万PV以上からでも十分なくらい)、PVが無い限りは、キャッシュプラグインは不要と考えています。寝ログ

10万PV/月未満のブログはキャッシュ系プラグインのことは考えなくていいようだ。とくに初心者はブログ消滅の危機を招きかねないから慎重に。

月額1000円で同時2000アクセスにもビクともしなくてサポートも充実しているXサーバーさんは「ちゃんとしたサーバー」に入ると思う。個人のブログをWordPressでするならここがお勧め。

インストールしたキャッシュ系プラグインは

結局、キャッシュ系プラグインは比較的評判のいいWP Fastest Cacheをインストールした。無料にもかかわらず高性能だが、無料版でキャッシュが生成されるのはパソコン向けのみでスマホには対応していない。

バズるときはスマホからのアクセスが圧倒的に多いからサーバーの負荷軽減には限定的な役割だが、一定の効果がある。

サイドバーに「今週の人気記事」を表示するには

WordPress Popular Postsを外して代わりになるプラグインを探したが、負荷が少ないものがなかなか見つからなかった。しかしサイドバーに「今週の人気記事」を表示すると、気分的にブログが華やかになった気がするからやっぱり表示しておきたい。

ほうぼう探してみつけたのが、今使っているPopular Posts Tabbed Widget for Jetpackだ。

2017 01 16 22 34

人気記事が、1日・1週間・1ヶ月・全期間にそれぞれタブ表示できる。それから「最新記事」もタブで表示できる。

インストールして有効化→外観→ウィジェットで追加して設定する。表示される記事数は自由に選べる。ぼくはサムネイルは表示しないことにしている。コメントタブも不要。

2017 01 16 22 26

WordPress公式プラグインJETPACKの統計機能を利用するからあらかじめJETPACKをインストールして有効化しておく必要がある(たぶん)。

1月18日追記*

JETPACK4.5(最新版)アップデート後にPopular Posts Tabbed Widget for Jetpackの「今週の人気記事」が表示されなくなった。URLがSSL化したサイトで起きる現象らしい。そのためぼくはJETPACK4.4.2にダウングレードした。

1月19日追記*
プラグインの作者が対応コードを公表。こちらを参照。

実のところ、ぼくはPHPといわれても何だか分からないほど知識がない人だから、本当にPopular Posts Tabbed Widget for Jetpackなら負荷がかからないのかどうかよく分からないのだが、うちの環境(テーマがSimplicity・サーバーがXserver)では「今週の人気記事」を常に表示しながら先月の同時アクセス2000超・1日UU20万超・月間100万PVをたやすく乗りきったことは間違いない。

Xサーバーさんから何の連絡もこなくてホッとした(笑)。

Macな人はMarsEditで記事を書こう

WordPressは記事を書くのにいちいちログインしなければならないのが面倒という人もいるようで、面倒がるほどのことかなあ?という個人的意見はさておき、Macユーザーで記事をサクサク書きたい人にはブログエディタのMarsEditがお勧めだ。

劇的に記事が書きやすくなるし、WordPressにログインしなくてもアップできる。

175

MarsEditはMac App Storeで4800円もするけど本格ブロガーならそれだけ払う価値があるソフト。画像をRetinaに最適化された50%表示にできる仕様もアップトゥデートでマル。