車検費用を1700円で済ませるために自分で車検場へ行ってきたよ

ふと気がつくと車検の期限が今週末の日曜日で切れるではないか。しかも土日は車検場は閉まっているから金曜のうちに行くしかない! さっそく多摩車検場へと向かった。

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車検は簡単な作業だからいつも自分でしている。

陸運局の多摩検査所は、ぼくがここへ初めてきてから20年以上たっても建物の様子に変わりがなく、敷地内は昭和な風情がただよっている。でも職員はけっこう親切だし笑顔もあって、平成日本を感じますな。

こうして車検を通す

車検は、ディーラーや整備工場に一切をまかせる方法と、自分で通す方法がある。後者はユーザー車検といって昨今は相当数の人がしていると思う。

海外旅行のためにパスポートもビザも航空券も自分でとるぼくには、車検のような簡単な作業はとーぜん自分で行くことにしている。どのくらい簡単かというと以前のインドのビザを取るよりも車検の手続きは簡単だと思う。すんなり進めば1時間少々で終わるからね。

順序はこんな感じ。

1)ネットで車検の予約を取る

予約は国土交通省のサイトでする。アカウントをとってログインするんだけど通販サイトの登録より簡単だ。

車検では1度不合格になっても当日中に3回まで再検査できるため、午前中に予約をする人が多い。そのぶん午後は空いている。ぼくも午前中の回を予約した。

2)24ヶ月法定点検を自分でする

法律で義務づけられている点検で、ほとんどは自分でできる

特別な工具は必用ない。カメラマンが一眼レフを手にして、レンズがちゃんと回転するか、無限遠が出ているか、片ボケしていないか、シャッタースピードが正確に出ているか、といったことを自分でチェックするのとほとんど同じ。シャッターの音を聞いて「1/4より長いシャッタースピードがずれている」とわかったらそれからメーカーに持っていって修理依頼するように、車の法定点検を自分でして不具合を見つけたらそこを修理にだせばいいのだ。

チェック方法はネット上に解説したページやブログがたくさんあるから参照する

法定点検の記録簿はダッシュボードに必ず入っている。なくてもネットからダウンロードできる。

点検は前日までに済ませておくこと。ここで問題をみつけたら、ディーラーに持っていってもいいけどユーザー車検をするというといい顔しないし時間がかかるから町の整備工場へいくといいと思う。

3)ボンネット内のホコリを払う

24ヶ月法定点検のときに、ボンネットを開けてエンジンまわりの汚れをざっとでいいから払っておく。車種によってはボンネット内のどこかに車体番号が記されているから検査官が確認できるように汚れを落としておくこと。

車体番号の位置は車種によって違い、運転席の下など意外なところに記されている車もある。検査所でまごつかないように位置を確認しておこう。

4)洗車に行く

車検に外観のきれいさは関係ない。

けれども検査官が下回りを見るから車体下部の泥を落としておくべき。コイン洗車場の高圧放水で下回りを洗っておこう。

5)当日は開始時刻の30分以上前に到着して書類を揃える

申請書などの書類を書く時間や自賠責保険に加入する手続きが必用だし、初めての車検だと勝手がわからないから1時間前ぐらいに着いた方がいいかも。

車検に必要な書類は以下の6枚。*印は当日現地で揃えられる。

・車検証
・24ヶ月法定点検記録簿
*自賠責保険証明書(新旧2枚)
*重量税納付書
*車検票
*継続検査申請書

現在は自動車税納税証明書は不要(納税後3週間以内の人のみ必要)

車検に必要な費用は以下の通り(うちのホンダ1000ccの場合)

*車検費用1700円
*重量税10000円
*自賠責保険料27840円

実は車検そのものの費用は5ナンバー車なら1700円なのだ。3ナンバー車でも1800円。これを外注すると2万〜5万円になる。そのうえいろんな部品交換費がかかる。

重量税が1万円ポッキリなのはエコカー減税かなにかで理由は知らないけど安上がりで助かった。

車をレーンに入れて検査をする

いよいよ本番。この中で検査をする。

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検査の体験記がネット上でいくらでも読めるからここでは詳細を書かないが、調べるのはアクセルが正常に動作しているかとか、ブレーキがきいているかの確認など、ごく当たり前のことだけ。

正常に動作しているかを調べるといってもここでエンジンを分解してまで調べるわけではなく、アクセルを踏んで速度計が40kmのときにタイヤも40km/時で回転しているかをチェックするぐらいの簡単な検査だ。

さっきから簡単々々と連発しているが慣れない場所にいるので本当はやや緊張する。でも検査官は優しいから(ぼくの時は)慣れない人を相手にしてもテキパキと進めてくれる。

レーンにいるのは10分ぐらいかな。
ほとんどが待ち時間だから、検査を受けている時間は正味数分しかない。

問題発生!スモールランプが切れていた

検査場で気がついたのだけど、スモールランプが左右ともに切れていた。

で、検査官に「スモールランプを交換してきて下さい」「それ以外は合格」といわれて第1ラウンドは終了。

不具合はすぐに修正できる

車検場の周辺には整備工場が点在していて不合格の箇所をその場で修理してくれる。「予備車検」とか「テスター」とかの看板を掲げているからすぐに分かる。

第1ラウンド終了後にそのまま多摩車検場の斜向かいにある米山自動車整備工業のガレージに飛び込んだ。そしたらランプの交換はここではなく500m離れた本店でしているというのでそっちへGo。ランプは種類が多いから在庫があるか分からないとのこと。

でも応対してくれた整備工は親切で、その場でランプを交換してくれた。

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最近の車はランプの交換をタイヤ側からする構造になっているから自分で交換作業がやりにくい。そこを整備工のおじさんは15分ぐらいで交換してくださいました。料金は4760円。

無事に車検証が交付される

整備工場から車検場に戻ると、レーンには入らずにその辺に車を停めて、検査官に「スモールランプを直してきました!」と伝えたらすぐに確認してくれた。親切だなあ。

あっという間に終了。

車検票にハンコを押してもらい、書類一式を窓口に提出して待つこと10分。無事に新しい車検証が交付された。交付窓口のお姉さんが「お疲れさまでした」と声をかけてくださいました。最近はお役所仕事も温かみがありますね。

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シールをフロントガラスに貼って、おしまい。

車検に要した時間はランプ交換をあわせて2時間ほど。
費用は、車検費用1700円+重量税10000円+自賠責保険27840円+ランプ交換4760円=44300円だった。うちのホンダ1000ccの場合。

心配な人は予備車検を頼もう

車検場の周辺で「予備車検」「テスター」の看板をかかげている整備場は、事前に車検とおなじ検査をして不具合があればその場で調整してくれる。当日、車検場に行く前にここでチェックしてほんちゃんの車検をさっさと終わらせる人もいる。「予備車検」はそういう意味。

ガソリンスタンドなどの「格安2万円車検」は、実際にはこのブログと同じで整備場まかせのことがある。

予備車検の費用は5000円ほど(整備場による)だが、審査用紙の作成や自賠責保険の加入もその場でできるし、時間節約と安心料と考えれば安上がりかも。