カリスマヒーラーからヨガを学ぶなら、日曜日の午前中がおすすめ OM HAM

バリ島

日曜日の午前中はヨガをする。

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場所は、まだこんなにライステラスの風景が広がっている、ウブド北郊のジュンジュンガン。ウブド王宮からバイクで10分ぐらい。

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ライステラスの中に建つオム ハム リゾート OM HAM RESORT & RETREAT は、ヨガ行者のアルサナさんがオーナーの新しいホテル。

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なんか大きいホテルですな。
ジュンジュンガンにこんな高層ホテルが建つ時代になったか….

この4階というか屋上というか、どっちかわからないけど風通しのいいヨガスタジオで、毎週日曜日にアルサナさんが壇上に立ってセッションがおこなわれる。

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オム ハムはクンダリーニヨガの道場だ。

クンダリーニ タントラ ヨガとは

クンダリーニとは体内エネルギーを自由に制御する行法のことをいう。文字に書くと難しいことをしているように感じられるね。

実はクンダリーニの行法は、千年以上前から日本に入ってきて、修験道に取りいれられている。日本の山奥に軍荼利神社(ぐんだり神社)という神社があるが、その名から古くはクンダリーニの修行場であったことがわかる。軍荼利神社は、東京近郊では山梨県藤野や埼玉県飯能市にある。

それからタントラとは密教の意味。

やっぱり修験道だね。ということは日本人ならわざわざバリ島まで来なくても日本でクンダリーニを学べるということだ。当たり前のことだが、日本の方がクンダリーニに関して深く、広く修めることができる。

が、それでは旅を職業としているぼくには物足りない。日本でもできるクンダリーニの修行を、バリ島ではどんな風にしているのだろう?  それを知りたくて熱帯まで来ているのだ。そして熱帯は寒くないから修行が比較的楽だ。

ヨガ クラスの実況

ここは初心者歓迎。なにしろリゾートホテルだから、本格的な修験道の修行をするわけではないよ。

基礎を固める姿勢を中心に

今日、この場にいる人の半数は初心者だろう。ここが他のヨーガスタジオと違うのは、セッション中は基礎運動のような柔軟の姿勢をひたすら続けること。1時間半のあいだ、ほとんどヨガらしいアーサナ(姿勢)をとらずに体を曲げて、最後にスーリヤ ナマスカーラ(太陽礼拝)にいたる。

呼吸法

その後は30分ほど呼吸法をする。

ヨガは呼吸が大事。呼吸なんて誰でも自然にできると思っている人もいるだろうけど、案外呼吸をテキトーにしている人が多い。正しい呼吸法をとると酸素が体中に行き渡るから、脳も体もよく活動できるようになるんだよ。仕事もはかどる。

ヒーリング音楽を聴きながらシャバアーサナ

約2時間のセッションが終わるとシャバアーサナ。
マットに寝ころんで身体をのびのびとするシャバアーサナは、ヨガのもっとも大切な時間。

オーストラリア人の細い女性がシンギングボウルをつかってヒーリング音楽を奏でる中、アルサナさんが出席者全員に簡単に整体をしてくれる。

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ヨガ クラス終了後の、のどかな光景

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アルサナ先生は壇上に立つとカリスマ ヨガ インストラクターだが、ふだんはその辺で農作業をしていたり、建築工事の作業をしていたりする。とてもこのホテルのオーナーとは思えない気さくな人だ。

シンギングボウルをお腹の上に置くとヒーリング効果が高いらしい。

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無料のフルーツとティー付き

ヒーリング音楽とシャバアーサナで身体がすっかり楽になったら、レストランでティーとフルーツで水分補給をする。

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少しライムがかかって甘酸っぱいフルーツがおいしい。

周囲の田園風景を眺めながらお茶を飲む。

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ヨガの客は、レストランの食事が20%オフだからお茶の後にそのまま食事をしてもいいね(いつも20%オフとは限らないけど)。

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リゾートホテルの名にふさわしく(?)プールがある。ビキニの女子達が楽しそうに青い水のなかでヨガのポーズをとっている。

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西洋人にはリゾートの「型」がある。そのひとつはプールサイドで寝ころぶこと。

なんでそれほどまでにプールが重要なのかがぜんぜん分からないが、彼らにはプールが絶対に必要だ。日本人ならプールよりも温泉のほうがよほど重要なんだけど、西洋人はお風呂はなくても構わないんだよなあ。

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周囲を見渡すと青田が広がっていた。

アルサナ先生のクンダリーニ ヨガ教室は毎週日曜日。午前9時〜お昼ごろまで。料金Rp15万(お茶とフルーツ付き)。ヒーリング音楽つきで充実しているわりには料金は良心的。予約は不要。

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バリ島

Posted by ariga masahiro