インスタ映えする絶景スポットをめぐる旅【アンジュンガンとトゥカッ チュプン】

バリ島

天気がいいので、バリ島で人気のインスタスポット3か所をめぐってきました。人気のアンジュンガン、トゥカッド チュプン、ブキットベロンを紹介します。

渓谷撮影スポット@アンジュンガン

熱帯の渓谷を見晴らす撮影スポットが誕生!

田舎町バンリからさらに車で20分ほど走った森にある、最新の人気撮影スポット。渓谷に突きだしたテラスの上で雄大な風景を満喫できます。

アンジュンガン

飛び上がって満喫しているのはウブドにある情報センターAPA?のワヤンさん。

このテラスは、Anjungan Tukad Melangit、略してATMといいます。ここまで車で向かう途中、あちこちにATMと書かれた標識があって、こんな山中になんでATMがあるのだろう?といぶかしく思いましたが、現金自動支払機のことではなくて、この撮影スポットのことだったのですね。

Anjunganは「パビリオン・オブジェ」というような意味で、この場合は船橋(せんきょう)です。Tukad Melangit はムランギッ川。渓谷に向かって出帆する船をイメージした展望台です。

ここでヨーガのポーズをとったら出来すぎの写真になるでしょう。
入場料は外国人1万5千ルピア(130円)/1人です。人気すぎるのか2ヶ月おきに値上がりしているようです。

神秘の谷間@トゥカッ チュプンの滝

次は、アンジュンガンから南東へ車で15分ほど、チュプン川にある神秘の滝 Tukad Cepung Waterfall です。

駐車場に車を停めて、1万ルピア/1人の入場料を払って階段を降りていきます。途中でピサンゴレン(揚げバナナ)などスナックや飲み物を売る露店があるから休んでもよし。15分ほどして谷の底に降りきると小さなチュプン川のせせらぎがあります。

トゥカッ チュプンの滝へ降りる道

そこから、幾筋もの白糸が輝く滝へはすぐ。

トゥカッ チュプンの滝

神秘的な空間が開けています。

この写真はあとでインスタにアップします。

あたかも秘境に立っているかのように見えますが、実際にはここはたいへん人気なインスタスポット。ぼくのうしろには撮影の順番を待つツーリストが並んでいます。西洋人は順番を守りますが、ロシア人なんぞは油断していると横入りして先に行こうとするから気が許せません。

神々のパワーよりも、待ってる人たちが発する早く終わらないかパワーを感じるので、適当に切り上げて滝を後にしました。オフシーズンの5月でも「静かな滝」とはいえませんから、世界中がバカンスシーズンの8月は一体どうなることでしょう? 地下鉄九段下駅のホームみたいな感じかもしれません。

トゥカッ チュプン(トゥカッドチュプン)の滝には時期と時刻を選んでくるのがよいでしょう。

持ち物アドバイス

水が少ない乾季でもふくらはぎまで水に浸かります。長ズボンではなく短パンがいいでしょう。履き物は、ぼくはいつものTEVAのサンダル。ヨットのデッキでも滑らないサンダルだから、濡れた岩場でカメラを首から下げて歩いても安心です。

余談ですが、ローカルの結婚式の前撮りカップルとカメラマンは、ドレスで谷底へ降りてきてました! すごい。どんな格好でもいいかもしれません。

滝の近くは霧雨状態です。クリアな写真を撮るにはレンズの表面を手早く拭くなど、速写をこころがけましょう。ツーリストたちは、被写体となる人は滝の中にいても、撮影者は少し離れたところでカメラを構えていました。

ブキッ ベロンの見晴らし

このような写真を撮りに行きました。

ブキッ ベロン Bukit Belong は田んぼと海の見晴らしがいい丘で、しばらく前から自然派に人気のインスタスポットになっています。

車を降りると、土地の持ち主の子供がよってきて、一人1万ルピアの入場料を請求されます。小学3年だという子供でも親の手伝いを一所懸命していて健気です。

丘を登ります。

ブキッ ベロンからの見晴らし

上の写真はパナソニックG8+LEICA 12-60mm/F2.8-4.0で撮影しました。

パナのレンズは逆光に非常に弱く、画面内に光源を入れると緑色の大きなゴーストがあらわれるものが多いですが、このレンズはそれがありません。太陽が入ってもクリアです。素晴らしい! 買ってよかったパナライカ レンズ。

レンズの実力に満足しつつ丘を登りましたが、くだんの木がみあたりません。どこにあるのでしょう? 

さんざん探して、ようやく見つけました。

43

ああ、このような姿になっていた…..

45

呆然とするドライバーのマデさん。
せっかくここまで運転してきたのに……

ブキッ ベロンからの見晴らし2

丘にはほかにも木がたくさんありますが、あの木のように座って絵になる木があるかというと、そうでもない。

54

仕方がないので、編集者・ライター・コーディネイター・ドライバーの取材班全員で手を繋いで記念写真を撮りました。意味ありげなポーズですが、とくに意味はありません。

ブキッ ベロンからの見晴らし4

この写真も、あとでインスタにアップします。

おわり。

ぼくがいつも車を頼んでいるウブドの「日本語インフォメーションセンターAPA?」はこちら

Sponsored Links