新緑のGW, デイキャンプに行ってバーベキューを楽しんできたよ

日本

東京都が緊急事態宣言を出したことで、都内の大型商業施設は閉まってるけど、往来が減ってるようには見えないし、近隣県のホテルでキャンセルが相次いだという話も聞かない。3回目の宣言だと都民もあまり真剣に受けとってないみたいだね。

そんな折りに、一昨日、友達のカメラマンの相田さんが「デイキャンプに行こう」と誘いの電話をくれた。二つ返事でOKして、さっそくうちから1時ほど南へ車を走らせた。

バーベキュー用の肉や野菜は途中のスーパーマルエツで揃え、デイキャンプに欠かせない薪は河原近くの店で購入した。しかし、薪を買うときにレジのおかみが「今日は河原が閉鎖されてますよ」と言うのでびっくり。

神奈川県の河原

「買うのやめますか」とも言われたけど、どうしたものか即断できないのでとりあえず支払いをして、目的地の河原へ降りていったら本当に閉鎖されていた。

緊急事態宣言で神奈川県の河原も立ち入り禁止になった

神奈川県は緊急事態宣言をしてないけどGWで警戒体制をとっているのだなあ。厳重だな。

いやー、河原というのはいつでも誰でも自由にアクセスできる場所だと思っていたらそうでもないのですなあ。

バーベキュー用に揃えた食材を持ったまま帰宅するのも冴えない話です。で、思いついたんだけどここは山梨県に近いから、県境を越えればあいてる河原があるかも。

グーグルで「近くのキャンプ場」で探したら相模川沿いの上大島キャンプ場というのがヒットした。電話をかけたら受け付けのおじさんが「今日もやってます」とフツーに応対してくれたよ。ラッキー。

上大島キャンプ場へ移動

上大島キャンプ場は、橋本からそんなに遠くない、相模川沿いのキャンプ場。ここまで車でやってきて、なんだかんだで着いたら午後2時をだいぶ過ぎていた。

上大島キャンプ場

山梨県へ行かなければならないかと思ったけど、ここは神奈川県ですなあ。

たんなる河原を厳重に閉鎖している自治体もあれば、有料キャンプ場がオープンしているところもあって、自粛のマダラ模様を実感させていただきました。そういえば東京都では、古書店は休業要請の対象なのに、書店は対象外だから営業しているそうです。きっとみんな訳が分からないことでしょう。

上大島キャンプ場から見た相模川

ゆったりとした相模川の流れ。

上大島キャンプ場には、デイキャンプをしている家族連れやカップルがちらほらいた。ぼくらの隣は若いカップルで、もうランチを食べ終えて、並んで寝そべってまったりしていた。

上大島キャンプ場でキャンプを張る若者

隣のカップルまでの距離は数十メートルあるし、そのまた隣へは百メートルはある。平日はふだんからこんな程度の混雑度だそうです。広いキャンプ場に全部で10組もいないみたい。これならぜんぜん密の心配がない。

ただし、屋外であっても大人数でお酒を飲んで上機嫌でおしゃべりしたらエアロゾル感染することは間違いなし。屋外での感染実例もあるから注意したい。今日のぼくらは2人だけで、適度に離れているから問題ない。

たき火台に火を入れる

たき火台に火を入れる。

火をおこす相田さん
だんだん火が強くなってくる

お肉は、スーパーでステーキ用のを買うつもりでいたんだけど、焼き肉用セットが2割引セールで並んでいたのでそっちを買った。

タマネギ、エリンギもアミの上に載せて、じっくりと炭火焼きするとおいしいですなあ。ビールを飲みながらのバーベキューは最高!(ノンアルコールだけどね)

肉を焼いております

聞くところによると、バーベキューの本場アメリカでは、肉の焼き方の上手さが男の価値を決めるらしい。たき火の火加減の調節は男の腕の見せ所。

ただし、肉は遠赤外線でじっくりと焼くのがおいしさの秘訣だから、火がやんで炭が白くなってからが焼き時だ。

アメリカ人は、大きな肉の塊をアミに載せて、焼き上がったらナイフで切り分けて皆のお皿に載せてワイワイと食べる。食べ始めたらそれから後はもう焼かない「ステーキ店」スタイルなんだね。

日本人は、小さく切った肉を一切れずつアミに載せて、食べては焼き、食べては焼きの「焼き肉屋」スタイルを屋外でする。バーベキューにも文化の違いを感じます。

お肉をたっぷり食べたら、締めはカレー。チキンとタマネギをたっぷりいれて、スパイスを組み合わせた香ばしい本格南インドカレーだ。

バーベキューの後はカレーをつくる

カレーを食べ終えたら時計の針が6時近くを指していた。ランチのつもりで来たのに夕飯になってしまったぜ。ハプニングで開始時刻が遅かくなってしまったからな。

今の季節は日没が6時20分ごろだから明るくていいけど、冬なら真っ暗(その上寒い)。ああ温かい季節はいいものだ。それとスケジュールは余裕を持って立てたいものです。

夜までおくつろぎ

炎を眺めているうちに、周囲が暗くなってきた。荷物を片づけているうちに真っ暗になってしまった。

すべての道具を車に積んだらちょうど夜7時。地上は真っ暗だけど、空にはまだ明るさが残っていた。

うちから1時間の距離に、こんなキャンプ場があるのは知らなかった。次回はテントを持って泊まりで来てみたい。それは緊急事態宣言が開けてからのお楽しみですね。

今回のカメラはGR3。みずみずしい写り方をするカメラ。スマホの色気のない描写とは違う。

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日本GR3

Posted by ariga masahiro