奈良原一高の写真展「約束の旅」は1月26日まで。まだ見てない人は終了前に砧公園へGo

日本

世田谷美術館で、奈良原一高の写真展「約束の旅」を見てきた。

砧公園の世田谷美術館

世田谷美術館は、東京の人なら行ったことがあるだろう砧公園にある。桜の名所なんだけど、今の季節は冬枯れていますな。

砧公園

写真展の会場内は撮影できないので、写真が貼られている廊下をパチリ。

奈良原一孝の写真展、スペインの旅

写真家の奈良原一高が1960年代に数年をかけて撮影したスペインの写真。

135サイズの白黒フィルムで撮影されている。たぶんコダックのトライXかな。プリントはこの個展にあわせて新しく焼かれている。コントラスト強めで、陰の部分を黒くつぶした表現が、スペインの謳い文句のひとつ「光と影」が強烈に感じられる。御大は、若い頃に長期滞在しただけあってスペインが大好きらしい。

テーマごとに写真がまとめられていて、パンプローナのサンフェルミン祭、セビーリャのフェリア(春祭り)、闘牛のプリントが多い。何年もかけたわりには祭りの写真が多くて、日常のスナップが少ない。御大もやっぱりハレの日のほうが写真を撮りやすいのだなあ、その点は俺と同じか、などと思ってしまった。

奈良原一高のスペインのポスター

ポスターに使われているセビーリャのフェリアの女性の衣装がえらくミニスカートなんだけど、60年代とはこういう時代だったのだな。この時代は、いまよりも素朴で、旅が楽しかったろうな。

奈良原一高のスペイン展は、1月26日まで。まだ見てない人はぜひ行ってみて。

美術館でスペイン ランチ

世田谷美術館内にはフランス料理店Le Jardinがある。
この奧が入り口。

世田谷美術館からレストランへ続く廊下

せっかくだから庭園を見ながらランチをしてみたいね。実は、スペイン写真展の会期中は、スペインをイメージしたコラボメニューが用意されていると聞いて、それも楽しみにしていたのだ。

Le Jardinはエル ハルディンとうっかりスペイン語読みをしていしまいそうだけど、フランス語なのでル ジャルダンというのだそうだ。

世田谷美術館のレストラン、ル・ジャルダン

「スペイン料理ではなく、スペインを想い作ったオリジナル料理です。」とのことで、フュージョンスペイン料理というか、イベリア半島由来の素材を使いながら見た目にも鮮やかなコース料理だった。

メインは魚介料理(車海老のグラタンとコロッケ)と、肉料理(イベリコ豚の網焼き パエリア風)の2皿。

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デザートは手前から、みかんのババロアのクレープ包み、チュロス、クレマ カタラナの三種盛り合わせ。

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クレマ カタラナは、本場のそれと違って、日本で人気のアイスになってるやつだった。なんでも「カタラーナ アイスブリュレ」という日本人創作のスイーツらしい。たぶんみんなどこかで食べたことがあると思う。これが結構ひんやりさっぱり美味しくて、日本人の本場を超える創作発展力は素晴らしいです。

今日はふつうのお客さんとして来ているから、料理写真は椅子に座ったまま撮影。カメラはRICHO GR3。軽くてコンパクトで、キビキビして使いやすい写真機だ。

今回の記事の写真はぜんぶGR3でJPEG撮影だよ。座ったままだと構図の自由度がないんだけど、GR3はよく写ってくれます。レストランの窓が大きくて、光がよく回っているのも料理撮影向きだな。

スペインとのコラボメニューは前菜・食前酒がついて税込4000円。食前酒はサングリアで、ぼくは車で来たといったらノンアルコールサングリアを出してくれた。それってフルーツジュースかな?

冬の砧公園は枯葉がつもる

レストランでゆっくりコース料理を食べて、スペインの写真展とほかに伝統工芸展を見たら、すっかり夕方っぽい雰囲気になってしまった。写真とコースランチでのスペイン三昧、アート三昧の1日を終えて、つもった落ち葉を踏みしめながら、わたくしは帰途についたのであった。

奈良原一高さんがご逝去

この記事をアップした翌日、奈良原一高さんがご逝去されました。享年88歳。合掌。

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