まったりのんびり、リゾート気分のマデイラ島

ポルトガル

ポルトガル領ながらアフリカ沿岸に位置するマデイラ島は、
穏やかな亜熱帯気候の島。さんさんと降りそそぐ太陽がまぶしい。

島のサイズは奄美大島と同じくらい。

そして、地形は屋久島みたいな感じ。海岸線からいきなり峻厳な地形が始まり、すぐそこには標高1862mのピコ-ルイボ山が聳えている。この山はポルトガルで2番目に高い山なのだそうだ。だから海岸付近は亜熱帯だけど、車で30分も走れば高地になり岩ばかりのゴツゴツした風景が広がる。

高原から下方を見下ろせば、島の首都フンシャルが見える。

港にはいつも豪華客船が停泊している。昨日はクイーンエリザベスが寄港したためフンシャルの街は上陸した船客で賑わっていた。ぼくのようにバスや鉄道を乗りついで旅をする人もいる一方で、豪華客船で旅をする人たちもいる。

たまには豪華客船にも乗ってみたいなあ。
しかしクイーンエリザベスは港町しか訪れることが出来ない。それはインドのガンジス河を見て驚きと発見をする旅ではなくて、毎日が何もしないリゾート三昧だ。楽しそうだけどそういう旅は老後のためにとっておこう。

眼下には、空港に着陸するルフトハンザ機も飛んでいる。

島のあちこちに熱帯らしい花が植わっている。

マデイラ島は独特の刺繍でも有名で、昔は女性ならみな刺繍をしていたそうだが、近年は担い手が大変少なくなってしまったという。

それにしてもマデイラ島はまったりとしている。

先々週まで怒濤のインドにいた身としては、刺激が全然感じられない。
豪華客船でなくてものんびりした時間に浸っている。

今日の写真はすべて

Nikon D7000
AF-S VR 16-85/3.5-5.6
カメラ一台、レンズ一本で撮影した。

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