世界で唯一、色が正確に見えるデスクトップライト。他に選択肢はないよ。

撮影機材

前回の記事でアップをするのを忘れていた、ぼくの仕事部屋。

色評価用蛍光灯を並べた天井照明の下に写真閲覧用のモニタがある。
モニタは15万円台ではもっとも発色に優れるナナオL997。

以前、ファッション・広告専門のフォトグラファー某に聞いた話。

彼の自社撮影スタジオに付属する写真編集室では、モニタの真上60cmの位置に、40型の色評価用蛍光灯を天井からチェーンでつり下げてデスクトップの明るさを調節している。照明取付具は工場でみかける無粋なものだが、ほかに適当な製品がないから仕方がないのだそうだ。

その有様があまりにもファッショナブルでないから、ダサイと思われるのを怖れて決してモデルさんやファッション関係者を写真編集室に入れないという。写真のチェックはスタジオで完了させる。最先端のファッションシーンの人たちってイメージ作りが大変だなあ。フォトグラファーとして色を正確に見ることと、クールを演出することが両立しないのだね。

さて、ぼくの机につけているデスクトップライトなんだけど。

P5650626

これにも、20型の色評価用蛍光灯がつけられる。

色評価用蛍光灯がつけられるデスクトップライトは地球上にこれしか存在しない。フォトグラファーにとって選択肢はほかにない。山田照明の製品で、定価15984円。Amazonなら少し安い。

Amazonの「よく一緒に購入されている商品」ではこのZライトと色評価用蛍光灯をセットで購入する人が多いようだ。当たり前か。

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昼白色・スタータ形・演色評価数Ra99
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このブログを読んでいる人で、天井の照明を色評価用蛍光灯に取り替えることができないなら、せめてこのZライトを購入しよう。これをつけるだけで色がかなり正確に見えるようになるよ。

2017年12月追記 : 蛍光灯が生産終了しつつある政府のエネルギー政策の一環で、蛍光灯からLED照明へ移行が進められている。これを受けて、三菱・東芝・日立は色評価用蛍光灯を生産終了。パナソニックは生産を続けていて現在も買える。
ただし山田照明は蛍光灯Zライトを生産終了した。その替わりとしてLED Zライトを発売している。今後はこれを選ぶしかない。

今後は山田照明のLED Zライトが唯一の選択肢に

山田照明では、色温度5000K・平均演色評価数Ra97のLED Zライトもラインナップされている。Z-80PROBも新型のII型になって、実勢価格は蛍光灯に比べてほとんど変わらない。

LED照明は一時的な出費はかさんでも、長い目で見れば、蛍光灯照明よりも経済的。政府が音頭をとってLED化が進むわけだ。それに昨今はかなり値が下がった。今後はカメラマンや美術家にとってこれが唯一無二の製品だ。

ところで、記事のタイトルは「世界で唯一」と書いたけど、外国の照明事情をすべて確認したわけじゃないから本当に世界で唯一かどうかは知らない。仮に相当品があったとしても日本では販売していないし、電圧やコンセントの形が違うから個人輸入しても使えないから、日本人が使うには山田照明の製品が「唯一」であることに変わりはないと思う。

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