Photoshopで後から手ぶれを補正

画像ソフトとMac

手持ち撮影では、時として手ぶれはどうしても避けられない。
それに、オリンパスやパナソニックなどのカメラで、シャッタースピードを1/125前後に設定して撮影すると機構上の問題から必ず写真がぶれることは以前書いた。

オリンパスは一部のカメラに限ってファームを更新することで対応したが、パナソニックは今のところ対策をとっていない。ユーザーとしては1/125前後のシャッターを避けるしかない。

ま、どこのメーカーのカメラであっても手ぶれ写真を撮る可能性はある。
そこでPhotoshop CCだ。ブレをデジタル補正で軽減するフィルターが盛り込まれたので、ぶれ写真を撮ってしまった時に、後から補正する方法もある。

以前に微ブレの検証に使った写真を使って、CCのフィルターを試してみよう。

10%に縮小して、その上スマートシャープをかけたからブレはほとんど分からない。ウェブで使う分にはこれでも問題ないな。
しかし等倍してみると…

けっこうブレている。
そこで、Photoshop CCの「ブレを軽減」フィルターをかけてみる。
補正の設定はめんどうなのでデフォルトのまま。

おお、かなり補正されている。
比較のために、電子シャッターを使って撮ったブレのない写真を下に並べる。

やっぱり初めからブレずに撮った写真の方がずっと自然だ。
そしてシャープだった。

ま、それは当たり前なんだけど、手ぶれで見られない写真だったのが、フィルターをかけることで何とか使えるところまで補正されている。
そして50%縮小してみたらブレのない写真とほとんど変わらないぐらいまでシャキッとして見えた。つまり実用的な効果は高いということだ。 CCの「ブレを軽減」フィルターはスナップ写真家には価値の高い機能だと思う。

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