チェックイン・荷物預け手続きの自動化が進んだけれど客には便利じゃない話

成田空港第1ターミナル北ウイングにやってきた。

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第1ターミナルはスカイチーム加盟各社が使っていて、ぼくはこのターミナルに来ることが多い。今回はKLMオランダ航空でマドリードへ飛ぶのだ。

KLMのチェックインは事前にWEBでもできるのだが、ユーザーインターフェイスがイマイチなんで手続きに時間を取られるし、それをしても空港では結局のことろ荷物を預ける列に並ばなきゃないしで、ぜんぜん便利じゃないからやらなかった。

なので、成田空港についてからチェックイン手続きをする。セルフサービス式だから結局自分でするんだけれど。

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KLMはチェックインばかりか、荷物預けの手続きを自分でするようになっていた。

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無人の預け機に黙々と手続きを進めるパッセンジャーたち。近未来的な光景だ。

手続きは、黄色い枠線からはみ出さないようにスーツケースを置いて始める。荷物が枠線からほんの少しでもはみ出したらサイズ超過。

次に、モニタの下にあるバーコード読み取り機に搭乗券を差しこんで、モニタをタップしながら手続きを進める。21世紀はだまって作業をする世紀なのだなあ。

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目的地が3レターコードで表示されるんだけど、これでは何のことか分からない人が少なくないんじゃないかな。アムステルダムのAMS、マドリードのMADのように分かりやすいコードばかりじゃないからな。マルベーリャのQRLみたいなのは慣れている人でないと分からないだろう。

便名と目的地を確認して、はいをタップしたら手荷物タグがプリントされる。スーツケースに自分で取りつけて作業終了。

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が、しかし、この写真のように手荷物タグを取りつけたら、そこで手続きがストップしてしまいどうしてもその先へ進まず、作業終了にならなかった。わけがわからず困っていると、係のお姉さんがすっ飛んできてタグを少し丸めてスーツケースの上に置いた。すると手続きが再開できた。

どうやら、タグが長いことが原因でスーツケースがオーバーサイズと判断されたようだ。計測装置の敏感さというか融通のなさに感心した。

お姉さんがすっとんで来たところをみると、よくあることみたいだね。

とうとう、国際線のチェックインだけでなく荷物預けも自分でする時代になったか。コンビニ感覚みたいで、なんだか旅情がないというか物足りない気がする。そのうえ自分でやらなければならない作業がものすごく増えてかえって煩わしい。20年前のネットもない時代のほうが旅はずっと簡単で容易で楽しかったな。

と出発する前から思うのだった。