世界で一番古い国、日本

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8世紀の世界地図はこうなっている。
日本は、この時代も日本だったんだね。

国号を日本と定めたのは大宝年間前後、7世紀末か8世紀初頭のことだ。

この時代に大国だった唐は、その後、宋→元→明→清→中華民国→中華人民共和国と、国号も王朝も幾度も変遷している。これらのうち、元はモンゴル人による帝国だし、清は満州人の帝国だ。統治者も文化も連続していない、それぞれ違う国だ。

中国は4千年続く国ではないのである。

ヨーロッパにはフランク王国があった。ここは現在のフランス共和国だからほぼ同じ名前を今も使い続けている。ただし前者はゲルマン系フランク人による王国で、後者はラテン系フランス人による共和国だから、名前は同じでも中身が違う。

そのほか、世界中のどの国も7世紀から現在に至るまで同じ国号の国はない。ロシアは国名ばかりか国そのものが影も形もないし、それどころか「ロシア民族」がいまだ存在しない。

建国から現在まで続く日本

日本は、建国から今に至るまで日本人によって統治され続けている。

施政者が何度も入れ替わってもみんな日本人。国号が日本となる7世紀以前でも中身は同じ日本人。当時の統治者である天皇は、現在も憲法によって日本国の象徴と明確に規定されている。日の丸も君が代も由来は平安時代にさかのぼる。

日本は、歴史が豊かで、しかも連続性がある。

現存する世界最古の会社は、創業578年の金剛組という関西の建設会社だ。そして世界最古の木造建築は法隆寺西院伽藍だ。日本には古い物が多く残っている。中国の知識層は、中国よりも日本に古い物が多く残っていることを羨ましがっている。こんなに、長くて豊かな歴史を持つ国に生まれ育って、ぼくは嬉しい。

ところで、この地図の真ん中辺りをみると「ネパール」と書いてあるではないか。今週末から行くヒマラヤの国ネパールも8世紀から国号がネパールだったんだね。小さいながら、世界史の荒波のなかで生き残ってこられたのは、凄いことだ。ということは、もしかして「ネパール」の方が「日本」よりも古いのかな?

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