ニコン F4 から ニコン D4 へ

その他

中古カメラ屋を覗いたら、ニコンF4が9000円で売られていた。

同じ棚に並んでいるF3には4万円前後の値が付けられているにもかかわらず、
その後継機のF4がたったの9000円とは、価値の下落も甚だしい。

F4は、ぼくが大学を卒業する頃に発売されたニコンのフラッグシップ機種で、バブル時代の申し子のように贅沢な部品が使われたカメラであった。発表されてから、日芸の同級生の遠藤くんと一緒にニコンのサービスステーションに実機を見に行って、その格好良さにしびれたものだった。

イタリア人の工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたF4は、持ちやすさ・操作のしやすさなどが、日本の工業製品の次元を超えた素晴らしい製品だった。将来、このカメラで仕事をする!と心に決めたことを今でも覚えている。

その後、F4を買ってネパールへ行ったときは嬉しかったなあ。

ニコンF4で撮影した写真

Nikon F4にAF 180mm/F2.8を付けて撮影した写真。
フィルムはRHPで手持ち撮影。ぼくも象に乗っている。今ならデジタルで高感度で手ぶれ補正もあるからこんな撮影は簡単だな。でもフィルム撮影の方が達成感はあったかも。そしてフィルムの写真には格調がある感じがするね。

あれから30年が過ぎ、今やニコンのフラッグシップ機はF4ならぬD4という型番になった。D4も凄いカメラだし、格好良くてしびれるけど、大きいし重いし、ぼくにはこのカメラで撮影をする機会はなさそうだ。それは、カメラが大型化したというだけでなく、ぼくの写真の方向性がハッキリしたからで、今のぼくはD7000を満足して使っている。カメラは軽ければ軽いほどよい(それから壊れない堅牢性も重要)。

でも、たまにはD4も使ってみたい。
ニコンのヒトケタは魔性の魅力がある。

遠藤くんは、今、どんなカメラを使っているのかなあ?

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