プライバシーを守れと強くいわれるのに、著作権を守れとはいわれないネット界の不思議

著作権侵害対策

さっきFacebookに流れてきた写真を見て、思わず、この記事を書き始めた。

ある人のアメブロのスクリーンショットだ。リンク元はあえて記さないが、記事タイトルで検索すればすぐにわかる。

この写真は、マルカコミ内に透かしで記されているように、写真エージェンシーのアマナイメージズの所蔵写真だ。

先日のぼくのブログ記事NAVERまとめはフォトグラファーの敵と同じように、アマナの透かしがはいったサンプル写真を堂々と自分のブログに載せている。アマナのサイトで確認したら「作品の本使用には料金が発生します。事前に使用条件をご確認ください。」と記されている。しかしそれをまったく無視している。この無法振りはすごい。

ブログの筆者は「魔法使い」らしいが、魔法使いであることと無法振りに関係があるかどうかしらない。おそらく無関係だろう。というのも、以前ぼくのヒマワリ写真をパクったヒトはピースボートに乗った経験をアピールする反原発運動系のヒトだったし、そのほかの例をみても、当人の社会的地位や思想がなんであれ、写真をパクる人はパクるからだ。

アメブロ記事の内容は自分の健康法。本文に1行だけヒマラヤの岩塩をつかっていることが書かれている。そこで筆者は「ヒマラヤ」で画像検索してヒットした写真を貼っているだけだろう。

その場に行かなければ撮れない写真なのに

ちなみに、なんでぼくがこの写真に敏感に反応したかというと、この写真の撮影場所はぼくのお気に入りのシャンボチェの丘だからである。正面に見える山は世界最高峰エヴェレスト。ほぼ同じ場所でぼくが撮影した写真はこれ。

06_082700

今公開されている映画「エベレスト3D」にも同じ風景がでてくることと思う。エベレストに向かう人は必ずここを通るからね。

ポスター A4 パターンB エベレスト 3D 光沢プリント

それにしても写真を無断転載する人は、本当に無邪気というか、あっけらかんと無断転載しているのだなあ。

パクった人は、写真の意図や、この写真を使用することにどんな意味があるのかを、まったく、ぜんぜん、気にしていない。本人に問い合わせたら「写真が有料だなんて考えたこともなかった」という答えが返ってくるだろう(想像)。おそらく、ほんとうに悪気なくコピペしているのだと思う。この写真は、その場に行かなければ撮れない写真なんだけどね。

この場所は世界有数のパワースポットだから、スピリチュアル系のヒトがブログに載せたくなる気持ちもわからないでもない。が、スピリチュアル系のヒトならなおさら無断転載という無法なおこないをすべきでない。それは社会や人心を攪乱しているのと同じだ。

プライバシー意識が高い一方で

昨今はプライバシー意識が高まることで、スナップ写真やテレビでも人の顔にモザイクを書けることが多くなってきた。Facebookでもそういう写真を見かける。正直言ってモザイクがかかった写真を見せられても面白くもなんともなくて、「ああ肖像権を気にしているんだな」とシラけるだけだから、そんな写真をアップしないでほしい。「何が楽しくてこんなモザイク写真をアップしているのだろう」と思うことがしばしば。

たとえばこんな。

楽しくやってまーす
ひさしぶりにみんなと会って楽しく飲んでまーす

つまんないよね、上の写真。
表情がわからない写真なんて見たくない。なんのための写真なんだ。

こんなつまんない写真がテレビやネットに横行するほどプライバシー意識が高まっているというのに、その一方で著作権はほとんど無視されている。いったいどうなってんのこの世の中。

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