深夜0時にリスボン国際空港からウーバーに乗ってホテルへ向かう

ポルトガル

国際空港で客待ちをしているタクシーはぼったくりタクシーが多い、ということは世界共通の注意事項だ。

そしてポルトガルのリスボン空港は特に悪質タクシーが多いことで有名だ。しかし最近は配車サービスのウーバーが利用できるようになり、空港から安心してホテルへ向かえるようになった。

スマホにSIMをセットして準備完了

スマホでネットするためには現地ポルトガルのSIMカードが必要だ。しかし空港にあるボーダフォン営業所は夜7時に閉店する。

リスボン到着時刻が夜遅くなるなら、旅行出発前にあらかじめSIMを用意しておくしかない。ぼくは、今回はアエロフロートで飛んできたから到着時刻は23時。そこで旅行出発前にアマゾンでSIMを買っておいた。


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ターンテーブルで荷物が出てくるのを待っている間に、スマホにSIMをセットした。スマホを再起動して15秒後には、とくに何の設定をしなくてもデータ通信にアクセスできるようになった。簡単なものだね。

リスボン空港の預け荷物ピックアップのターンテーブル

メッセージのチェックをしている間にスーツケースが出てきたのでピックアップ。

リスボン空港で預け荷物のスーツケースを受けとった

リスボン空港のウーバー乗り場

【2023年8月追記】
2023年夏にウーバー乗り場が変更になりました。税関の緑色を過ぎて制限エリアから出たら、左側へ直進してつきあたりのP2(第2駐車場)でドライバーを呼び待ち合わせます。以前より分かりやすく簡単になりました。なお以下の過去の記事はそのまま掲載しておきます。

税関は、いつものように緑色(非課税)を通り抜ける。税関係員がいちいちスーツケースを開けることもないし、X線検査もない。日本もこんな風にさっさと税関を通り抜けられるようにならないものかなあ。

預け荷物を受けとったら税関を通りぬけて外へ出る

その先が出口。送迎の業者や家族達が待ち構えている。この様子は世界中どこへいっても似たようなものだ。注意したいのは、到着フロアにウーバーの車は入れないこと。したがって乗り場へは、出口を>右へ折れてまっすぐ進む。

外へ出たら出迎えの人たちが待ち構えている

50m歩いたら道なりに右に折れて、正面に見えるエスカレーターに乗って出発フロアへ。もしエスカレーターが動いてなかったら階段で。

デパーチャーホールへ進む

エスカレーターを上った先に、SAIDAと書かれた出口がある。ここは出発フロアだから日中なら次々に入ってくる客がいるのだが、深夜0時過ぎはほとんど誰もいない。

SAIDAと書かれた出口

ウーバーで車を探す

ターミナルビルから出て横断歩道を渡った先に"Kiss and Fly" という妙な名前の駐車場がある。この駐車場が出発旅客の降車場所。ラテンの人たちは出会いや別れでいつもキスをしているからKiss and Flyなんだそうだ。ウーバーはここで呼ぶ。

ウーバーの運転手との集合場所はここ

迎えを待つ旅客がたくさんいる。車は数珠つなぎにやってくる。

出迎えの車が次々とやってくる

ここで今来た方を振り返ってみると、客待ちをしているタクシーが並んでいる。到着フロアで客待ちをしているタクシーはボラないと言われていて、ぼくもこれまではここからタクシーに乗っていた。確かに、ここから乗ってボラれたことはなかった。

タクシーが客待ちをしている

Uberの運転手はすでに到着していた

ウーバーのドライバーがやってくるのを待っていたつもりだったが、何とドライバーはすでに到着してぼくを待っていた。

もしかして初めから駐車場にいたのかな? すばやすぎるよねえ。アプリを立ち上げて配車の操作をするのは、ターミナルビルを出て駐車場に来てからでよかったかも。おかげで待ち料金を0.28ユーロ追加請求されてしまった。

リスボン空港からウーバーに乗ってホテルへ向かう

空港からホテルまではちょうど20分のドライブだった。

運転手の評価とチップ

ホテル前で降車すると、レセプションカウンターに着く前に早くもウーバーから運転手の評価依頼が届いた。これに星★★★★★ をつけると、続いて「運転手にチップをあげましょう」と表示される。

金額は、以前は自分で数字を書き込む式だったが、しばらく前から0ユーロ・1ユーロ・2ユーロの三択になった。

ここで気をつけたいのは、0ユーロを選ぶと、続いて次の表示がなされること。

190924 005154

あれ、0ユーロを選んだはず?おかしいな?

といぶかしげにしていると続いてあたらしい領収証が送られてくる。明細にはしっかりと0.50ユーロのチップが計上されていた。どうなっているのだろう?

リスボン空港からホテルへのウーバーの料金

別に、ウーバーが0ユーロと見せかけてこちらを油断させて0.50ユーロをチョロまかしているワケではないと思うのだが、結果的にはセコくチョロまかされているように感じる。

もともとの料金が安いのだし、ぼくは0.50ユーロくらいのチップをあげてもよいと考えている。しかし、もし運転手がイマイチでチップを上げたくないときは、「チップをあげましょう」の表示はスルーして操作しないのがよいだろうね。ポルトガル人はチップをあげている人は少ないそうです。

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