深夜0時にリスボン国際空港からウーバーに乗ってホテルへ向かう
国際空港で客待ちをしているタクシーはぼったくりタクシーが多い、ということは世界共通の注意事項だ。
そしてポルトガルのリスボン空港は特に悪質タクシーが多いことで有名だ。しかし最近は配車サービスのウーバーが利用できるようになり、空港から安心してホテルへ向かえるようになった。
スマホにSIMをセットして準備完了
スマホでネットするためには現地ポルトガルのSIMカードが必要だ。しかし空港にあるボーダフォン営業所は夜7時に閉店する。
リスボン到着時刻が夜遅くなるなら、旅行出発前にあらかじめSIMを用意しておくしかない。ぼくは、今回はアエロフロートで飛んできたから到着は23時。そこで旅行出発前にアマゾンでSIMを買っておいた。
ヨーロッパの通信会社は、EU域内ならローミング無料。1枚のSIMカードがあればポルトガルはもちろんヨーロッパのほとんどの国で使える。
ターンテーブルで荷物が出てくるのを待っている間に、スマホにSIMをセットした。スマホを再起動して15秒後ぐらいには、とくに何の設定をしなくてもデータ通信にアクセスできるようになった。簡単なものだね。

メッセージのチェックをしている間にスーツケースが出てきたのでピックアップ。

リスボン空港のウーバー乗り場は分かりにくい
税関は、いつものように緑色(非課税)を、他のツーリストと一緒に通り抜ける。税関係員がいちいちスーツケースを開けることもないし、X線検査もない。日本もこんな風にさっさと税関を通り抜けられるようにならないものかなあ。

その先が出口。送迎の業者や家族達が待ち構えている。この様子は世界中どこへいっても似たようなものだ。注意したいのは、到着フロアにウーバーの車は入れないこと。したがって乗り場へは、出口を右へ折れてまっすぐ進む。

50m歩いたら道なりに右に折れて、正面に見えるエスカレーターに乗ってチェックインカウンターが並ぶ出発フロアへ。もしエスカレーターが動いてなかったら階段で。

エスカレーターで上った先に、SAIDAと書かれた出口がある。ここは出発フロアだから日中なら次々に入ってくる客がいる筈だが、深夜0時過ぎだからほとんど誰もいない。

ウーバーで車を探す
ウーバーの運転手はこの外で待ち構えているから、手配したらすぐに車がやってくる。アプリを立ち上げるのはこの辺でやればいいと思う。

スクリーン上に、ウーバーの運転手とのミーティングポイントが英語で説明されている。わざわざ案内が表示されるのは、ミーティングポイントが分からずあせって右往左往する利用者が多いからだ。
この説明文のお陰で地図表示が小さくなって場所の詳細な確認がしにくいのだが、すぐそこだから気にしない。
ターミナルビルの出口を出たら、横断歩道を渡った先に"Kiss and Fly" という妙な名前の駐車場がある。ラテンの人たちは出会いや別れでいつもキスをしているからKiss and Flyなのかな。
この駐車場が出発旅客の乗降場所。ウーバーの運転手はここにいる。

迎えを待つ旅客がたくさんいる。車は数珠つなぎにやってくる。

ここで今来た方を振り返ってみると、客待ちをしているタクシーが並んでいる。到着フロアで客待ちをしているタクシーはぼらないと言われていて、ぼくもこれまではここからタクシーに乗っていた。

Uberの運転手はすでに到着していた
ウーバーのドライバーがやってくるのを待っていたつもりだったが、何とドライバーはすでに到着してぼくを待っていた。
もしかして初めから駐車場にいたのかな? すばやすぎるよねえ。アプリを立ち上げて配車の操作をするのは、ターミナルビルを出て駐車場に来てからでよかったかも。おかげで待ち料金を0.28ユーロ追加請求されてしまった。

空港からホテルまではちょうど20分のドライブだった。
運転手の評価とチップ
ホテル前で降車すると、レセプションカウンターに着く前に早くもウーバーから運転手の評価依頼が届いた。これに星★★★★★ をつけると、続いて「運転手にチップをあげましょう」と表示される。
金額は、以前は自分で数字を書き込む式だったが、しばらく前から0ユーロ・1ユーロ・2ユーロの三択になった。
ここで気をつけたいのは、0ユーロを選ぶと、続いて次の表示がなされること。

あれ、0ユーロを選んだはず?おかしいな?
といぶかしげにしていると続いてあたらしい領収証が送られてくる。明細にはしっかりと0.50ユーロのチップが計上されていた。どうなっているのだろう?

どうやらバグみたい。別に、ウーバーが0ユーロと見せかけてこちらを油断させて0.50ユーロをチョロまかしているワケではないだろう。巨大IT会社がそんなセコいシステムを作るとは思えない。しかし結果的にはセコくチョロまかされているのだけどさ。
もともとの料金が安いのだし、ぼくは0.50ユーロくらいのチップをあげてもよいと考えている。しかし、もし運転手がイマイチでチップを上げたくないときは、「チップをあげましょう」の表示はスルーするとよいだろうね。
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