ブッダガヤの彼方に沈む夕陽

ヴァラナシの夜明けが美しいことはインドでもよく知られている。

では夕暮れはというと、ラクノウのそれが有名だ。「ヴァラナシの夜明け、アワドの夕暮れ」といって、このふたつは成句となっている。ラクノウはアワド藩王国の都だ。

でもね、ぼくはブッダガヤの夕陽が好きなのだ。

大塔の彼方に沈む夕陽。
それはネーランジャラー川の対岸からよく見える。ここはお釈迦さまが悟りを開いた土地。地上で最高の聖地といえばここブッダガヤだ。

ヴァラナシの夜明け、ブッダガヤの夕暮れ。それが、今回の旅のもっとも印象的な景色だった。どちらも、インドの悠久の歴史をひとつの絵にしたかのような見事な光景だ。

カメラはD7000。
レンズはVR 70-300/3.5-5.6。
三脚はジッツォ トラベラー GK2580TQR。
雲台はライカ自由雲台。

レリーズはワイヤレスで、最初のプッシュでミラーアップ、次のプッシュでシャッターが動作するように設定してある。この組み合わせなら望遠レンズを使用してもビクともしない。

こうしてインドの滞在が終わる。