4月25日は「カーネーション革命」の日

ポルトガル

今日は祝日だ。
日本時間はもう深夜を過ぎて26日になっているけど、リスボンではまだ4月25日。

国民の祝日らしく太陽がさんさんと輝いている。今日は「自由の日」だ。

何が自由の日なのかというと、1974年4月25日、国軍の青年将校が軍事クーデターを起こして、ヨーロッパで最も長く続いた独裁政治を倒したのだ。これを歓迎した市民が、赤いカーネーションを兵士の銃口にさしたことからクーデターは「カーネーション革命」と呼ばれるようになった。

今日はあちこちで女の子が自由のシンボル、赤いカーネーションを売り歩いている。街角のカフェには、カーネーションの色を意識したコーディネイトのおじさんが座っていた。

道行く人たちも、赤いカーネーションを持っている。

「自由の日」は別名「リスボンの春」とも呼ばれる。
いろんな名前がついているが、みな自由が嬉しい。

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