中国仏教4大名山のひとつ、普済寺にあるのはB級観音さま

中国

日本の禅僧が観音さまを安置した祠がもともとあった位置に、現在は普済寺という大きな寺院が建っている。

普済寺は清代にほぼ現在の規模になった伽藍で、本堂は観音さまを安置する円通宝
殿。康煕帝も参拝に訪れたことがある。

中国仏教4大名山のひとつだけあって、参詣者が多い。
土日は大変混むそうだが、平日でも充分賑わっている。

円通宝殿に安置される観音さま。
毘盧遮那観音菩薩というお名前だそうだ。

………なんかすごくB級な感じが漂う名前だ。
なにがヘンかというと、毘盧遮那は如来であって、菩薩ではない。観音菩薩とはまったく別の尊格だ。

そういえば以前峨眉山で不動明王菩薩という像を見たことがあるが、あれもわけわからない度が高い。中国仏教はB級色が濃いのか。この件はいずれまた書くけど、中国は共産党による文化大革命で様々な伝統文化が消えてしまい、仏教も弾圧されて事実上消滅した。だからだれも仏教を詳しく知らない。ここで僧の格好をしている人も実は共産党員で仏教のことはよく分からない。

すべての伝統文化を破壊する共産党の恐ろしさを感じさせられる。

一見、美しいだけに、一抹の寂しさが漂う空間だった。

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