大型台風接近の東京へ、バルセロナからの長い帰還の道のり【その1】

スペイン

日本は台風19号が接近して、交通機関や会社への影響が心配されているようだね。そんな時、ぼくはバルセロナから東京へ帰宅の途中にあるのだった。はたして予定通りに成田に到着できるか? なお今回の記事の写真はすべてリコーGR3で撮影した。

夜のバルセロナ空港でチェックイン

夜9時のバルセロナのエル プラット空港はほとんど誰もいなくて静か。設置されている椅子が、日本の浮浪者対策がなされているベンチみたいに横になれない仕様だから、ぐっすりと寝たい人はその辺に段ボールを敷いて横になっている。足を引っかけないように気をつけないとね。

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そういえば成田空港も夜9時は静かだな。羽田空港は夜9時だとまだ賑やかだけど。

今回はアエロフロートで帰国するのだ。チェックインの列に並んでいるのは多くが中国人。最近のバルセロナは中国人ツーリストが激増していて、東京の銀座や新宿みたいに中国語がそこら中から聞こえてくるのだけど、深夜のバルセロナ空港でも中国語に囲まれるとはなあ。

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出国審査

セキュリティの荷物検査を過ぎると、ヨーロッパの航空会社の利用者ならショッピングモールのある出発フロアへ階段で降りていくのだが、EU域外の航空会社の旅客は左の方へ歩いて行って出国審査をする。カタール航空・ブリティッシュエアウエイズなんかの客もこっち。ぼくは4年前にバルセロナからネパールへ飛ぶときにここで出国審査をしたな。

出国審査を過ぎると、すぐに免税手続きのカウンターがある。ぼくはふだんは買い物をしないから免税手続きをしたことが無いし、ここでも列に並ぶのは面倒ですな。もう夜10時29分か。

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免税品の買い物を楽しみにしていた人は、ここで大変ガッカリするらしい。免税店は広くなくて寂しい品揃え。タバコやお酒、ありきたりの雑貨ぐらいしか置いてない。そしてなんと買い物が出来るのはこの店ひとつだけ。

なんかネパールのカトマンドゥ国際空港みたいなショボさ加減。深夜とはいえ、出発案内に表示されるフライトも少ないし。

実は、店が少ないというか一軒しなかいのはEU域外へ飛ぶフロアだからで、EU域内行きのフロアには唸るほどたくさんの店が並んでいる。ヨーロッパ各国へは国内線扱いだからフロアが違うのだ。

とはいえ、ぼくはどのみち空港では買い物をしないから関係ない。空港で売ってるものは免税ではあっても値段が高く設定されているから、ますます買わない。

バルセロナ空港のラウンジでひとやすみ

ラウンジは、出発フロアのひとつ下の階にある。ここがエントランス。

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4年前に利用したときに比べて改装されたらしくて、なかは結構広くなっていた。テーブルと椅子も、喫茶店風のセットから、ダイニング風のゆったりしたソファや、パソコン机などがあっていろんな客に対応できるようになってる。

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食べ物の種類はあまり多くないですが、ビールやワイン、チーズとクロワッサンなどはもちろんあります。

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嬉しいのはシャワー室があること。昼間歩き回ってかいた汗をここで流せる。タオルはシャワー室に置いてなかったから、レセプションの人に「タオルください」と頼んだら奧から持ってきてくれた。シャワージェルとシャンプー付き。

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タオルを渡してくれるときにレセプショニストが時計をみて、それからぼくを見て「当ラウンジは11時30分に閉店になります」と言った。ヨーロッパの「11時30分閉店」は扉のシャッターが閉まりきる時刻のことで、日本の閉店時刻の感覚とは少し違うから「急いで浴びまーす」と答えてシャワー室へ小走りに向かう旅するフォトグラファーであった。

ヨーロッパ文明のベースを築いたローマ人は温泉好きで、毎日必ず風呂に入っていた。しかし今のヨーロッパ人はあんまり風呂には入らない。シャワーを軽く浴びる程度。かつては、といっても2000年前だけど風呂好きだったヨーロッパ人たちが、体を洗わなくなって臭いからそれを隠すために香水が発達したというのは、どういう文明の進歩の仕方なのだろうか?

などと、旅をしていると疑問は尽きない。

国際ラウンジのガラス窓の外を見たら、EU行きフロアの商店街がぜんぶ閉まっていて、真っ暗だった。この時刻ならEU行きフロアも国際線フロアも賑やかさというか閑散とした様子は変わらない。

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さて、バルセロナでこうしてサッパリしている間にも、極東では台風19号が東京に迫ってくる..。ぼくは予定通りに成田空港に到着できるだろうか?

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そうこうするうちにラウンジは閉店時刻になり、ぼくはそのまま搭乗口へ向かった。

ネットで日本の報道をみると台風19号が「史上最大の台風」と大げさに言われているけど、気象庁のサイトをみると19号は「超大型台風」ではなく「大型台風」だから、あまり煽られないように気をつけて、落ち着いて帰国したい。

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