コロニア グエル教会

スペイン

バルセロナのエスパーニャ広場から西南へカタルーニャ鉄道に乗ると、30分ほどでコロニア・グエル駅に着く。

ここに、建築家アントニ・ガウディのパトロンだった資本家グエルが19世紀に開いた繊維工場と住宅街がある。繊維工場は既に閉鎖されているし、特に何もない駅だが、ガウディの作品があることから見学者が時折やってくる。そのためか、この駅は、以前はSanta Coloma de Cervellóという駅名だったのだが、繊維工場と同じColònia Güellに改名されている。

繊維工場は閉鎖されても、モデルニスモな住宅街は今も健在だ。
小さな町にはレストランやカフェもある。

住宅街の奥に、ガウディが設計したコロニア・グエル教会がある。

ガウディは、この教会を設計するために逆さ吊り模型を10年かけて作ったが、教会が完成する前に、ライフワークのサグラダファミリアに専念するためにこちらから手を引いてしまった。それによってグエルとの関係は切れてしまったという。

たしかに外観を見ても、いかにも中途半端な建築物だ。しかしながら、この教会はサグラダファミリアの習作ともいえる重要な存在である。

斜めに立っている柱や、天井が、ステンドグラスを通したほのかな色とりどりの光に浮かび上がる。これらが、サグラダファミリアの原型になった。
以前は、教会内は撮影禁止だったが、現在は好きなだけ撮影できる。

今日は、D7100を1台だけ持っていった。
レンズはAF-S 16-85mm F3.5-5.6G VRと、Sigma 8-16 F4.5-5.6 HSM の2本。

コロニア・グエル駅への行き方

コロニア・グエル駅は、カタルーニャ鉄道でエスパーニャ広場からモンセラットへ行く路線上だが、同駅には各駅停車しか止まらないから、モンセラットの帰りに寄りたい人は急行に乗らないように注意。

いちいち切符を買うのがおっくうな人にお勧めは、Catalunya Bus Turisticが運行する、バルセロナからコロニア・グエルとモンセラットを回って54.90ユーロ(2013年7月現在)のツアーバス。コロニア・グエル教会の入場券やカタルーニャ登山鉄道の切符もついているから、簡単でオトク。

コロニア・グエルの地図