都立小金井公園で、昭和初期の街並みとアールデコ建築の写真館を見てきた

日本

天気がいいから、中央線の武蔵小金井駅から歩いて、小金井公園へ行ってきた。
都立公園としては最大規模の公園で、4月は桜が見事なんだけど、今は冬なので寒々しい。

公園内には、江戸東京たてもの園といって、江戸時代から昭和までの古民家を30戸ほど集めたテーマパークがある。上の写真は、江戸時代の農家の家。かまどの上方に神棚がしつらえてあった。祀ってあるのは、火の神さまかな。

これがバリ島の民家だったら台所の神さまなんだけど。園内のいくつかの建物は、宮崎駿がスケッチに来ていて、千と千尋の神隠しにも登場している。歩いて見れば「ああこれがあのシーンのあの建物か」と分かると思う。写真館もあった。

昭和12年に、常盤台に建てられたアールデコ建築の写真館。

1階は和洋折衷の住居部分で、おもに畳張りの部屋だ。
2階がスタジオ。

自然光をふんだんに取り入れるために2階がスタジオになっているんだね。(たぶん)北向きの、曇りガラス張りの部屋は、光の具合が安定しているから、画家にも好まれそうだ。

こんな素敵な洋館に住めたらいいな。

住んだとしても、ぼくがこのスタジオで写真を撮ることは、たぶんないと思うけど。
このほか、印象的だったのは、赤坂にあった高橋是清邸。

二・二六事件の時に、大蔵大臣の高橋是清が陸軍青年将校に暗殺された部屋も見学できる。この事件を契機に、自由な大正時代の空気が完全になくなり、重苦しい戦争へと時代が移っていった。

歴史が大きく動いた現場だ。
園内の家はどれも見応えがあって、楽しめる。

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